はるか大昔、私が女子高生と言われていた頃のお話です。


当時私はピチピチの女子高生。(ピチピチ・・・昭和だから)

新設校だったとある高校に不本意ながら入学いたしました。

だからクラス編成も不本意。

1年5組だったにも関わらず、私は3組の生徒だとひたすら思い込み

休み時間ごとに3組に入り浸っておりました。

しかし変に生真面目だったため、授業も3組で受けると言う冒険ができず、

気がつけば5組にもすっかりなじんでおりました。(3組に通うのにも少し飽きた)

もう少しアウトサイダーだったら3組になれたかもしれません。


その居心地のいい5組で友達とユニットを組み

「yokoちゃん文庫」を出版したこともありました。

画用紙を本状に折って、私が妖怪物語を書き、

それに友達が挿絵を描くといった、いたってシンプルなモノ。

にも関わらず爆発的人気を博したのです。

クラスメイトたちの新編催促の声もすごかったし、

隣のクラスからも貸し出し希望者が出たほど。

まぁ平たく言えば学校全体がおかしい子の集団だったのでしょうね。

ちなみに現在友人は名古屋でイラストやデザインを描く仕事をしており

何年か前には彼女から個展を開くお知らせが届きました。

今の彼女があるのも「yokoちゃん文庫」のおかげと言っても過言ではありません。

友達は覚えてないかもしれないけどな。

覚えられてても困るけど。(こんなに人気あったっけ?って)


先ほど新設校だと言いましたが、まだ校舎は工事中の箇所が残っており

現場で働く作業員の方が校内に出入りしておりました。

そんな環境の中、初めてうけた生物の授業。

やって来た先生の姿がどうも汚ならしい。

トレーナーもよれよれで私の描く教師像とはえらくかけ離れているのです。

とっさのトンチで、本当の生物の先生は

目の前にいる男(現場作業員)に監禁されていることに気がつきました。


「先生!私が助けてあげるからね。いつか


と使命感に燃える私。

かといって聞き込みをするわけでもなく、

誰かに相談するでもなく、探すでもなく・・・。

気がつけば一学期終了。

二学期も当然のようにあの男が教壇に立っております。

仕方ないのでここまでがんばるならと

あの男を生物教師と認めてあげることにしました。


お次は私の高校生ライフに欠かせない友人達の奇妙な行動について。

ある日友人2人が朝のホームルームに遅れてやってきました。

どうしたのか尋ねると、男子トイレの個室に忍んだら

(彼女達曰く、男子の情報を収集するにはコレが一番の方法だとか)

男子がいっぱいででれなくなったとのこと。

仕方なくみんなが消えるのを待っていたらこんな時間になったと言っておりました。


そんな彼女たちは男子が教室からいなくなるのを見計らって

学校でも人気のある男子達のお弁当を覗き見したりすることもあります。

そしてたまにつまみ食いもします。

私の好きだった彼(参照:年に一度の片思い )もターゲットに入っていましたが、

私はそんなセクシャリティー(?)なイベントには参加しませんでした。

ウブだったので。


以上のような端から見たら驚くこともいっぱいあるけれど(私もさすがに驚いた)

友人達のおかげで不本意で入ったはずの学校が、

私にとってなくてはならない場所になったのは確かだ。

(夏休みとか大嫌いで、他のクラスのの出校日にもついて行ったくらい)


携帯も援交なんて言葉すら存在しなかった、

女子高生が女子高生らしく生きられたそんな高校生時代。

私はその青春時代を愛してやまない。


そんなピチピチだった私も今や健康を気にするお年頃。

昨日から万歩計つけてます。