もともとこの本は長らく絶版になっていて、稀こう本とも呼べるマニア垂涎の数万円する本でした。

高専柔道≒七帝柔道を経験してない私には、高専柔道の技術の一端を垣間見られる貴重な技術本でした。

それが数年前に、数々の復刊希望ののためか正式に復刊されることになりました。
定価は約5000円と通常の本にしては高いですが、即決で買いました。

内容はというと、ブラジリアン柔術
普及した今でこそ真新しいと思う技術は少ないですが、これらの技術が何十年も前から存在していたというのはやはり驚きです。
写真が白黒なのと解説がそれほど丁寧ではないので動きがわかりづらい部分もあります。

私の使い方としては、ブラジリアン柔術ではあまりしない動きもあるので、びっくり技としてこっそり使う感じです。

学生時代は旧七帝でも、柔道に興味があったわけではないので、今は七帝柔道やってきた人を少しだけうらやましく思うことも正直あります。七帝出身柔術の先生の話を聞くと熱い思いが伝わってきますが、参ったを絶対しないとか、毎日何時間も練習とか。苦しい思いして、その後に得るものも大きいんでしょうね。根性なしの私が仮にやっていたらまず続いてなかったでしょう。(でもうらやましい、でもむりだ…)