頑張れ山中教授!/ips細胞研究は国家レベルでサポートしろ! | 縁に連るれば唐の物

頑張れ山中教授!/ips細胞研究は国家レベルでサポートしろ!

頑張れ!山中教授。


http://mainichi.jp/select/news/20120919k0000m040091000c.html


ips細胞ってなんだ?という人は多いだろうが、ノーベル賞クラスの研究であり

これからの医療が格段に進歩するという。

科学に明るくない俺でも、ドキュメントなどを見れば、凄い研究であることが分かる。


そこで注目されるのが、米国などでは国家的な予算や寄付のレベルがハンパではなく

研究者の環境も日本とは比べ物にならないほど豊かなのである。


この研究ではパイオニア的存在の「山中教授」は「本来やらなくてもいい仕事」をやって

研究費を捻出するという、まことに涙ぐましい努力をしている訳だが

研究に専念していただけたなら、もっと素晴らしい成果が上がるだろうに、と思わざるを得ない。


そう、日本というのは「結果が出ている」ものに対しては金を出すが

「可能性」に対しては非常に冷ややかというか、冷たい。


ベンチャー企業もサポートがなく大変だし、スポーツでも勝てば金を出す人が現れるが

「勝てる選手を育てる」に対しては非常にセコい。


活躍すれば「夢と感動をありがとう!」なんて、「にわかサポーター」が増えるのだが

もっといい環境でトレーニングをさせてあげよう、という発想には乏しい。


国もマスコミも企業も、そして個人も、そんなに金メダルが欲しけりゃ、

普段からもっとサポートしてやれよ、と思うのである。


この研究も、もっと国家レベルでサポートするべき研究である。

研究者に余計な事をさせず、必要な金をあるだけ捻出すべきだ。

無駄な「ハコモノ」や「天下り」を作る予算を全部回せ!と言いたい。



ips細胞の解りやすい解説はこちらを読まれたし。

http://www.nikkei.com/article/DGXDZO44811250Q2A810C1TY1P01/