「さんま祭り」は募金制にしたらどうかね。 | 縁に連るれば唐の物

「さんま祭り」は募金制にしたらどうかね。

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参考画像


秋刀魚の季節である。そして恒例の「さんま祭り」が行なわれる。

今年は「震災復興」という「テーマ」も付いて、大盛況だったらしい。


もう秋刀魚自体の価格も落着いているので安くなっている。一尾¥100~¥200くらいだろう。

そんな安い魚をいくら「タダで食える」からといって、はるばる交通費を使い、そして炎天下の中

3時間も4時間も並ぶというのは、まったく理解できない。熱中症で倒れた人もいたらしい。


「祭りに参加しているのが楽しい」というが、あれは「祭り」ではなく単なる「順番待ち」であろう。

会場近くの居酒屋では「並べなかった人たち」を狙って秋刀魚定食を出して繁盛したというが

「目黒で秋刀魚を食いたい」のであればその方が明らかに「正しい選択」だろう。



では秋刀魚が有料だったら?

どのくらい人が集まるのだろう?そんなインタビューでもあったら面白いな、と思う。

いくらまでなら出せるのか?


そもそも何百円という交通費をかけてでも来たいというのであるから、¥100~¥200を募金して

せめて交通費や燃料費の「経費」くらいは出してあげればいいのにな、と思う。

復興支援というなら¥500~¥1000でもいいんじゃないか?


まぁ無料で何千人も集まるから話題になるのであって、普通に食える状況ならニュースにもならない

だろう。でも、本当に東北や目黒の「地元振興」になるのかね?その時限りの「イベント」な感じもするな。


ともかく、やるのも集まるのも勝手だが、あれは「祭り」ではないな、と思うのである。

スタッフ同士には交流があるかもしれないが、集まった人々は食っているだけ・・・。



しかし・・・酒も飯もなく、ましてや路上で秋刀魚だけ食うってのは寂しい光景だと思うけどね。