新宿西署管轄内のマンションで男性の刺殺体が発見される。被害者は自称経営コンサルタントの赤木崇典(城咲仁)。派手な暮らしぶりがうかがえる室内からは、時計、財布、パソコン、携帯電話といった赤木の所持品が一式持ち去られていた。テーブルにはウィスキーグラスが2つ。また、ズタズタに切り裂かれたソファからは、なぜか1万円札が発見された。その後、赤木の体内からは睡眠薬とアルコールを検出。また、赤木には暴行傷害の前科があり、1年前に出所したばかりであることも判明する。さまざまな情報が集まる中、水沢礼子(片平なぎさ)は早々と容疑者を3人に絞り込み他の捜査員を驚かせる。礼子はすでに、マンションの防犯カメラの映像から死亡推定時刻に被害者の部屋に出入りした人物、男女3名を確認していたのだ。さっそく人物の特定捜査を始めた礼子たちは、まず、一人目の男の身元割り出しに成功する。男の名前は江端利男(梶原善)。不動産会社を経営していたが、赤木にコンサルタントを頼み倒産させていた。安アパートに引っ越し幼い娘と暮らす江端は、赤木に賠償を求めてマンションを訪ねたことは認めたが、埒が明かなかったためわずか27分の滞在であきらめて帰ったという。次に身元が割れたのは3番目に映っていた女性の飯塚秋穂(雛形あきこ)。理科総合研究所勤務の研究員で、世界的に有名な生物学者の夫、飯塚源太郎(小須田康人)がいながら、赤木とは不倫関係にあったという。秋穂は、マンションを訪れたとき、すでに赤木は死ん

たと証言。二人の関係が表沙汰になるのを恐れ、通報もせず不倫の証拠品を持ち帰って鳴りをひそめていたという。そして、最後に身元が判明したのが2番目の男、藤島功(金子昇)。なんと藤島は、24年前に同級生を惨殺した元少年Aだった…。当時、中学生だった藤島は、同級生の立花誠(岡亮)を教室で刺殺。社会に衝撃を与えた事件として今も人々の脳裏に記憶されていた。捜査員たちはショッキングなこの情報が外に漏れないよう慎重に捜査を進める。そんな中、萩尾康弘(南原清隆)は「藤島は俺が引っ張る」と、藤島の身柄確保に異常なまでの執念を見せる。実は24年前、事件後に誠の母親が自殺しており、その捜査を巡査時代の萩尾が担当していたのだ。萩尾は、嗚咽する誠の父、宗助(松澤一之)の顔を今でも忘れることができずにいた。礼子は萩尾の心情に理解を示しつつも、藤計画倒産計画倒産島はあくまでも被疑者の一人にすぎないことを念頭に、冷静な判断を萩尾以下所轄メンバーに求める。しかし、現に藤島は事件以降姿をくらませており、感情を抑えきれない萩尾は単独行動に走る。残った大神瑞希(佐藤仁美)、青野信吾(山崎裕太)、柳井一郎(岡本信人)らは礼子の指示に従い、江端と秋穂をそれぞれマーク。また、地道な捜査を続け、赤木の部屋から新たな物的証拠として多額の現金と動物の歯らしきものを見つけ出す。一方、藤島を追う萩尾は、藤島の母・量子(根岸季衣)や同棲相手の堂本真理(東風万智子)から、藤島のみならず藤島と関わる彼女たちがいかに社会的制裁を受けながら生きてきたかという厳しい現実を知ることになる。そんな中、ついに藤島の名前がマスコミにリーク。世間は騒然となる…。

 

①経営コンサルタント 城崎仁

 

事件当夜、城崎の家を訪れたのは3人

最初は元会社社長 梶原善

梶原はその時、城崎は生きていたと証言

 

次が金子昇

彼は24年前に同級生を刺殺した少年A。

話を聞こうと彼の職場を訪ねるが、刑事の姿を見て逃亡

 

最後が研究員 雛形あきこ

夫は有名な物理学者。

彼女曰く、訪ねた時には既に城崎は死んでいたと。

2人は不倫関係だったという。

梶原とあきこの証言を信じるのであれば、犯人は金子?

 

金子の両親は彼が幼い頃に離婚し、母子家庭だった。

24年前の事件当日、金子昇は母親 根岸李衣の誕生日プレゼントを買おうとしていたが、財布を落としてしまった。

彼誰の目のない見知らぬ土地で暮らすことを夢見ていた。誰の目のない見知らぬ土地で暮らすことを夢見ていた。の財布を拾った被害者が中のお金を盗んだことに立腹しての犯行だった。

 

梶原善は城崎のせいで会社が倒産したと言うが、実際には…

2人はグルになって怪しいことで大儲けし、足がつかないように計画倒産していた。

 

城崎と不倫関係だったという雛形あきこも…

5年前、強盗傷害の被害にあっていた。

その時の犯人が城崎仁。

彼女は城崎と偶然、再会して不倫関係になったと主張するが…。

 

金子は「少年A」と周囲に知られる度、彼と恋人 東風万智子は引越しを余儀なくさせられる。

ついた職は56回。

息をひそめるように生きてきた2人。

万智子はお腹に赤ちゃんがいるが、彼には話せずにいた。

金子が「殺人犯の子供になる」と子供を持つことを拒否しているから。

2人の夢はお金を貯め、2人で海外で暮らすこと。

誰の目も無い知らない土地で思いっきり空気を吸いたいと。

万智子によると2か月くらい前から会社を無断欠勤したり、金子の様子がおかしかったらしい。

前の職場の社長は「金子は真面目で、クレームさえなければクビにしたくはなかった」と話す。

クレームは取引先の社長に悪態をついたとのこと。

自分から「少年A」と言って脅したという。

その社長とは梶原善だった。

 

梶原と城崎は老人をターゲットに30億の投資詐欺を行い、計画倒産して騙した老人達から逃げようとしていたことが判明。

被害者の中には金子が24年前に殺した同級生の父親 松澤一之がいた。

金子は清掃の仕事で梶原の事務所に出入りしており、松澤が詐欺にあっていることを知った彼は隠し通してきた「少年A」と自ら明かしてまで、梶原を脅した。

24年間、消えることのない後悔と贖罪の念。

彼は松澤が騙し取られたお金を奪い返そうと城崎のマンションを訪れたが、城崎は梶原によって睡眠薬を飲まされて寝ていた。

その隙に金子は金を奪ったのだった。

 

真犯人は雛形あきこ

5年前の暴行を撮ったSDカードをネタに脅され、関係を続けていた彼女。

事件当夜、城崎のマンションに行くと彼は死んでいるように見えた。

彼女が動画を探していると城崎が目を覚まし、彼女が金を取ったと思い込んで責めてきた。

「お前の夫に動画を送りつけてやる!」と。

あきこは思わず包丁を手に取って、城崎に突き刺したのだった。

 

けっこう重いテーマでしたが、それにふさわしくないナンチャンの演技。

毎回言うけど、酷過ぎるよ。

 

片平なぎさ、南原 清隆、冨士眞奈美、佐藤 仁美、山崎 裕太、岡本 信人、金子 昇、雛形あきこ、梶原 善、石丸謙二郎、根岸 季衣、東風万智子、松澤 一之、黒坂 真美、飯田 基祐