軽井沢でネイチャーガイドをしている北原風子(高橋由美子)とタウン誌記者の森崎木の葉(菊池麻衣子)が、美しい自然の中で発生した難事件を協力して解決するシリーズ。第6弾の今回は、森の中での転落事故に見せかけた殺人事件。調査を進めた主人公は、光りモノが好きなカラスの巣の中から偶然発見したブローチが犯人の持ち物と気付いて…。軽井沢の動物や植物などを紹介しながら展開する。

 

①実業家 池内万作

 

高橋由美子の幼馴染 大路恵美が娘を連れて東京から帰ってきた。

体の痣から、夫の池内万作からDVを受けている様子。

実家は牧場を経営していて、母親の吉行和子は恵美が5歳の時に竜雷太と再婚していた。

恵美は再婚相手の顔色ばかり窺う母を軽蔑し、母の様な人生は死んでも御免と思っていた。

 

牧場で働く河相我聞が事件前に池内と揉めていたことから、彼が疑われる。

彼は幸せになれない恵美を心配し、池内に別れるように説得しにいったという。

 

次に疑われたのは妻の大路恵美。

池内には彼女を受取人にした1億円の死亡保険が掛けられてた。

そして、死体の傍には彼女が小学生の時に学校で作ったブローチの一部が落ちていた。

由美子が恵美にそのことを指摘すると、恵美は「警察にその事を言ったら絶対に許さない!」と。

 

ブローチは小学校の時に「母の日のプレゼント」にと2個セットで作られたものだった。

犯人は吉行和子、死体遺棄は彼女と竜雷太。

娘と別れて欲しいと土下座をして頼んだが、池内は拒否。

和子は思わず、彼を殺害。

そして、そこにやってきた竜と一緒に死体を遺棄した。

 

同じ道を通ってやっと母親を理解した恵美。

彼女は牧場で両親の帰りを待つことに。

 

 

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