森で熊の捕獲騒ぎがあって程なく、キノコ狩りに行ったネイチャーガイドをしている北原風子(高橋由美子)とタウン誌記者の森崎木の葉(菊池麻衣子)が森はずれの沢で転落死体を発見。死亡したのは、森林組合の鳥獣対策課長・服部満夫(石丸謙二郎)。持っていた熊探知機が反応したことに気付いた風子らは、捕獲後山奥に放した熊が再び舞い戻り、これに驚いた服部が崖から転落したとみたが…。

 

①森林組合課長 石丸謙二郎

②レストランオーナーシェフ 吹越満

 

軽井沢出身の高橋ひとみは夫を連れて地元に戻り、母親 淡路恵子と暮らしていた。

夫 吹越満が経営するレストランは上手くいっておらず、夫婦は喧嘩が絶えない。

そして、ひとみは石丸からお金を借りていた。

以前、2人は交際してて、ひとみは結婚したかったのに母親が反対した過去があった。

母は何もない田舎よりも東京に行かせることが娘の幸せだと信じていたのだ。

 

娘が幸せになれると信じて東京の大学へ行かせたのに、1人になってみると恵子は淋しくて仕方がない。
娘のことを思わない日は一日も無く、娘の名前を付けた猫を飼い出した。
娘が妊娠し、「軽井沢に戻って産みたい」と言って戻ってきてくれた時は嬉しかった。
しかし飼っていた猫の病気が移って、ひとみは死産することに…。
恵子は自分が孫の命と娘の幸せを奪ったと深く傷ついてしまった。

いつまでも子離れできない恵子。

 

①石丸の死因は外因性くも膜下出血。

人の爪で引っ掛れた跡があり、誰かと争った挙句に崖から転落したと思われる。

彼はクマの餌付けのことで吹越と喧嘩していた。

 

①石丸を殺したのは吹石満。

②吹越を殺したのは姑 淡路恵子。

恵子が出掛ける婿の後をついて行くと、彼と石丸が揉めていた。

そして、揉み合いになり石丸が転落。

娘のことを考えると通報を躊躇う恵子は吹越に自首を勧めたが、彼は恍けてきた。

「何の話ですか?彼はクマに襲われたんですよ。」

吹越は更に、ひとみに罪を着せようとしていた。

娘を守りたい一心で、婿の食事に毒キノコを入れて殺害。

 

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