軽井沢でネイチャーガイドをしている北原風子(高橋由美子)とタウン誌記者の森崎木の葉(菊池麻衣子)は、風子が働く「軽井沢フォレスト」代表・水木悦子(紺野美沙子)の親友ということで知り合った深山友和(小野寺昭)、渓子(坂口良子)夫妻の夫婦の危機を知る。深山の愛人、河合雪乃(井上晴美)の妊娠が発覚し、渓子は怒り心頭。そんな中、雪中ハイクをしていた渓子が何者かに沢に突き落とされ…。

 

①設計事務所代表 小野寺昭

 

犯人は小野寺の妻 坂口良子

小野寺は事務所の秘書 井上晴美と不倫関係にあり、晴美は妊娠4か月。

10年間も不妊治療に励んでいた良子。

自分に原因があると思っている彼女は以前、「養子をもらいましょう」と夫に提案するが、「自分たちの子供が欲しい」と言われてしまっていた。

 

晴美の妊娠を知った良子は「自分を自由にして欲しい」と夫に離婚届を渡すものの、本心では夫に戻って来て欲しい。

毒キノコを夫と自分に食べさせて、急性アルコール中毒を起こしたり、沢に突き落とされたのも狂言だった。

そんな妻の思いを分かっている小野寺は晴美と別れて妻とやり直す決心。

真相を告白しに、別荘にやって来た小野寺。

1か月前の検査で、不妊の原因は自分自身にあったことを知った彼は、当然、晴美の子の父親が自分ではないことも分かっている。

ところ妻は耳を傾けてくれない。

「以前、君が言っていたように養子を迎えよう」と言われた良子は、夫が自分と晴美の子を養子にしようとしていると勘違い。

思わず、夫を殴りつけて殺してしまったのだった。

そして憎い晴美に罪を擦り付けようとした。

晴美は妊娠していなかった。想像妊娠。

 

想像妊娠でどうやって母子手帳を手に入れたんだ?

 

 

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