女性検事・霞夕子(桃井かおり)が、横浜や湘南などで起きた殺人や放火の難事件を解決しつつ、被害者と同じ目線に立ち、その“心”"を裁く人気サスペンスシリーズ。女検事・霞夕子(桃井かおり)は息子の家庭教師に頼んだ東大生・宮野伸彦(大鶴義丹)の父・高遠謙作(小沢象)が殺されたと知り、調査を始めた。現場に残された証拠から容疑者がすぐに浮かび上がった。高遠の美貌の秘書・早川美砂子(高沢順子)であった。ところが、美砂子は自分が高遠にプロポーズされていたと告白。夕子も、また余りにも出来すぎた筋書きに首をひねった。

 

①大手不動産会社社長 高遠謙作

 

犯人は被害者の長年の愛人 吉行和子

彼女には高遠に認知してもらっている息子 大鶴義丹がいる。

高遠が秘書の美砂子と結婚すると言い出し、更に息子が美砂子と男女の関係であることを知った和子は夫を殺して、その罪を秘書に被せようと企んだ。

しかし事件当夜、母親が父親の家から取り乱して出てきたところを目撃してしまった。

息子は母親を庇って自首。

秘書は自分と親密な関係にあったのに、「父親と結婚する」と聞かされ、裏切られた気持ちになり、父親を殺害したと。

 

霞検事から説得を受けた和子が出頭。

息子が自首したのは母親が殺してなかったから自分が殺していたから。

「母さんが、ほんの少し早かっただけなんだよ。」

 

 

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