犬の散歩を兼ねた町内の防犯パトロールの途中、玄関のドアが開いている家を見つけた万太郎たち。呼びかけても応答が無く、中に入ってみると…そこには瀕死の柴犬が倒れており、さらに奥へ進むと、背中から血を流した男性が死んでいた。男の名前は青柳秀夫、株などの資産運用で生計を立てている人物だった。蓑田玲子と嵐山健吾が事件を担当するが、嵐山は第一発見者である万太郎を疑う。捜査が進む中で、事件発生時に現場付近に新進気鋭のメディア社会学者・唐沢智之がいたことが判明する。さらに智之の妻・菜摘も何かを隠しているようで…?そんな中、第二の殺人事件が起こる…!
①投資家 青柳秀夫
②町内会長 本田博太郎
①青柳は②本田のかつての部下で、2人は投資詐欺をおこなっていた。
事件現場で目撃された社会学者の唐沢が犯行を認めるものの、誰かを庇っている様子。
彼が庇うとすると妻の菜摘しかいない…。
10年前
菜摘の父親は青柳たちに騙され、莫大な借金を背負って自殺。
その直後に母親も病死してしまう。
飼っていた柴犬も青柳に取られた菜摘は犬を取り戻そうと青柳の家に侵入したが失敗していた。
現在
菜摘と青柳が再会し、青柳は彼女に「犬を100万円で買え」と。
夫は菜摘には暗い過去があることは知っていたが、何があったのかは知らなかった。
偶然、妻と青柳が一緒にいるのを見掛けた夫は2人の会話を盗み聞きし、妻の過去を知ったが、妻には何も言えず。
事件当日、何とか用意した金を持って菜摘は青柳の家を訪ねた。
100万円を払ったのに、更に青柳は彼女が10年前に盗みに入った様子の映像を「300万円で買え」と脅されて逃げ出した。
帰宅した夫は菜摘がいないことで心配になり、青柳の家に。
そこでナイフが刺さって死んでいる青柳を発見。
妻の犯行と勘違いした夫は妻の指紋が付いているかもと死体からナイフを抜き、死体を隠そうとした。
そこに防犯パトロールのメンバーがやって来てしまい、夫はナイフだけを持って裏口からこっそり逃げたのだった。
犯人は防犯パトロールのメンバーでもある市役所勤務の大宮俊一。
彼は青柳のギャンブル仲間で金を借りる代わりに、公務員として仕入れられる個人情報を青柳に流していた。
いい関係だったはずが、青柳が脅してくるようになったために殺害したのだった。
②本田も自殺に見せかけようと崖から突き落として殺した。
ツマラナイわけでもないけど、平凡なストーリーに何度も寝落ち。
冒頭のパトロール隊の集合場面で「本田が疑われて、こいつが真犯人だな」って誰でも分かる。
そして、終わってみたら「やっぱり、そのまんまかよ!」って何のひねりも無く終了。
坂本昌行 ,矢田亜希子 ,中山優馬 ,小宮璃央 ,研ナオコ ,本田博太郎 ,正名僕蔵