船宿の女将をしている小松志保子(坂口良子)が、夫の匠(杉本哲太)、母・清美(草笛光子)らの協力で、ご近所で起こった難事件を解決するシリーズ。第3弾の今回は、小松屋の屋形船にも乗ったことがある有名花火師が殺害された事件。被害者に掴みかかった男とその兄の周辺を調べた主人公らは、20年前に発生した花火会場での花火師のミスによる死亡事故が事件に関係していると気付く。下町情緒たっぷりの人情サスペンス。
 

①花火師 大高洋夫

 

20年前の花火大会

新米の職人だった大高の失敗で死亡事故が起きた。

大会の責任者だったいっけいの父親が「若い花火師の一生を台無しにするわけにはいかない。」と全てを被って、廃業。

そして業務上過失致死で服役中に病死。

 

事故の被害者遺族がスナック経営者の藤田朋子と妹の三船美佳。

美佳は事故が原因で耳が聞こえなくなってしまった。

彼女の恋人である弟子の渡辺大は大高を連れて来て、姉妹に謝らせようとした。

しかし、大高は「昔のことは忘れた、遺族がどうなってようと関係ない」と。

頭に来た渡辺は大高を殴って殺してしまったのだった。

 

坂口 良子、杉本 哲太、草笛 光子、藤村 俊二、渡辺いっけい、蟹江 一平、藤田 朋子、三船 美佳、渡辺  大、大高 洋夫、畑山 隆則