古谷一行・木の実ナナ主演の「混浴露天風呂連続殺人」シリーズ第9弾。富山のスナック「蜃気楼」のホステス智恵が殺され、恋人の木田が指名手配された。東京に潜伏していた木田を原宿分室の鉢山刑事が逮捕、富山へ護送する。魚津駅で木田は、謎の女・順子の手引きで逃走。左近、かおりの両刑事が鉢山の応援のため富山へ。「蜃気楼」のママ光代、ホステス朱美、常連客の高村、山本、伊藤の5人が、北アルプスの宇奈月温泉にいると分かり、左近らも向かう。木田と順子も光代ら5人をつけ狙っているらしい。直後、常連客の伊藤の刺殺体が発見され、凶器のナイフが木田のものと判明する。左近は、山本ひとりが木田の影にひどくおびえているのに不審を抱く。木田を追おうとした矢先、山本の水死体が湖で発見された。
 

⓪スナックホステス 山崎智恵

①常連客 伊藤和則

②常連客 片桐竜次

 

犯人は商事会社支社長の横内正。

彼はスナックのママと常連客で競馬のノミ行為をしていた。

⓪智恵も仲間で、横内の愛人だった。

彼女から「ノミ行為をばらす」と脅され、離婚を求められた横内はしつこい彼女をママと結託して殺害することに。

ノミ行為で儲けた金を元手にラスベガスで賭博して大儲けをした5人。

智恵の取り分を報酬として片桐に智恵を殺させ、智恵の恋人 木田に罪を擦り付けた。

そのことに気付き、ママを強請ってきた①伊藤を殺害したのは横内。

彼はさらに②片桐も殺した。

 

古谷一行、木の実ナナ、金田龍之介、常田富士男、横内 正、佐藤仁哉