エジプト-京都5人連続殺人事件秘宝の呪いか?死者たちが残した謎の言葉!
女性カメラマンとして活躍する希麻倫子(通称キャサリン)と助手の三郎は、新聞社の依頼を受け、エジプトへ古代遺跡の撮影に行く。現地での案内役の大原と移動中、倫子たちの車とエジプト装束の男が運転するトラックがぶつかりそうになる。倫子は、激しく動揺する大原の様子が気になってしまう。その夜、倫子は大原が見覚えのある日本人と密談する場面を目撃。つがい翌日、大原が市場で殺される。


①在エジプト日本大使館 書記官 中野英雄

②女子高校生 西条かおり

③女子高校生 槇ハルミ

④美術教師 高樹澪

⑤校長 石田太郎

 

犯人は代議士の目黒祐樹

彼は闇宝石商と手を組んで、エジプト国外への持ち出しを禁止されている宝石を持ち出して、売りさばいていた。

 

8年前、ルポライターの渡瀬の娘が目黒に猥褻行為をされ、目黒は起訴されかけたが渡瀬妻が示談金を受取ってしまったことで、起訴されなかった。

そのことが原因で渡瀬は離婚し、妻が娘と無視心中。

目黒のせいで全てを失った渡瀬は7年間、目黒を追い続けていた。

 

目黒の不正の証拠を掴むために渡瀬が協力要請した大使館員の①中野が殺害されしまう。

そして、目黒はエジプト展で展示されるカノピックジャーの宝石を入れて日本に持ち込ませ、公開前に宝石を取り出すつもりだったが、手違いがあり出来なかった。

そこで目黒は②石田にレプリカを用意させ、すり替えさせた。

石田は目黒の後ろ盾で次期選挙に出馬する予定で、彼の弱みに付け込んだのだ。

石田はすり替えの現場を目撃した②かおりを殺害。

更にその事で強請ってきた③ハルミや自首を勧めてきた④澪も殺した。

その石田は目黒が毒殺。

 

 

かたせ梨乃、河相我聞、石田太郎、高樹澪、目黒祐樹、渡瀬恒彦、中野英雄、山村紅葉、西岡德馬