かたせ梨乃主演「名探偵キャサリン」第4弾。今回は京都を舞台に、大学研究室の人々の愛憎がからんだ殺人事件の謎を追いかけていく。

女性カメラマン“キャサリン”こと希麻倫子(かたせ梨乃)は、年明けに京南大学文学部教授・大藤(清水紘治)主催のパーティーに招かれた。一同は食事の前に恒例となっている百人一首を始めることに。その席で、読み手の大藤が突然、奇妙な声をあげた。なぜか和泉式部の札がまったく違う古びた札に差し替えられており、しかも絵の回りが黒く縁取られて塗られていたのだ。京南大学内で和泉式部と呼ばれている美女・いずみ(宮田早苗)は「演技が悪いわ。誰かの嫌がらせかしら」と機嫌を損ねる。すっかり場がしらけ、みんな食事を始めると、今度は突然いずみがうめき声をあげて息絶えてしまう。通報を受けて京都府警の狩矢警部(西岡徳馬)と橋口刑事(坂本あきら)が駆けつけた。狩屋は顔見知りの倫子に協力を仰ぎ、いずみの死因について捜査を開始する。

①助教授 宮田早苗

②講師 渡辺典子

③教授 清水綋治

 

犯人は講師の洞口依子で共犯が教授の堤大二郎。

かつて、依子の父親が教授の清水に自殺に見せかけて殺害された。

清水は依子の父親の蔵を調べると言って蔵の中から古文書や骨とう品を少しずつ、盗み出していた。

清水はその事に気付いた依子父を自殺に見せかけて殺害した。

再婚した依子母は死ぬ間際に「父親が自殺する理由は無い。殺されたんだ」と言い残した。

 

①②2人の女性を殺害したのは、彼女たちも清水が盗んだ古文書を使っていたから。

そして体を使って清水に気に入られ、助教授から教授へ出世しようと企む同じ穴のムジナだったから。

無関係を装っていた洞口依子と堤大二郎は恋人同士だった。

 

かたせ梨乃、関口知宏、洞口依子、堤大二郎、清水紘治、宮田早苗、渡辺典子、ベンガル、戸川京子、西岡徳馬