農村に嫁いだ女弁護士・神谷純子が、難事件に挑む人気サスペンス・ドラマシリーズ第2弾 !
山形県寒河江市で農業を営む安川(井川哲也)が遺体で発見された。遺書も見つかり、ヤミ金業者・竹本(春田純一)への返済を苦にした自殺と思われたが、この町の農家に嫁いだ女弁護士・神谷純子(浅野ゆう子)は、町中の農家が竹本に騙されていたことを知り、事件解明に乗り出す。そんな中、今度は竹本が殺され、謎の女が竹本殺害を自供する遺書を残して死んでいた。だが純子は、その文章の中の、ある不審な点に気づく・・・。


①農家 安川誠

②ヤミ金業者 春田純一 撲殺

③ヤミ金業者 原久美子 中毒死

安川は闇金と知らず、リフォーム会社だと思って、春田の会社から金を借りてしまったらしい。

妻に遺書を残していたが、彼は自分の事を普段は「僕」と呼ぶのに、遺書では「俺」になっている。

自殺とみられたが、胃の中から睡眠薬が検出されて殺人の線も浮かぶ。

 

春田が殺され、彼の会社でバイトしていたホステスの杏子と春田の部下 梅原が行方不明。

更には、ヤミ金業者 原久美子が「春田を殺したのは私」との遺書を残し自殺。

遺書には「、」ではなく「,」が使われており、これは安川の遺書も同様だった。

毒はトリカブト。田舎なのでその辺りに沢山、生えている。

原久美子は春田たちの影のオーナーだった。

 

姉ちゃんが東京から越してきた元警察官の寺泉憲とお見合いする。

彼女は寺泉の車の中に山菜に混じってトリカブトがあったのを見ていた。

 

春田には強姦で懲役3年をくらった過去。

被害者の小野沢雅美は寺泉の娘で、彼女は父親に連れられて警察署に訴えた。

公判は父親が1人で傍聴に来ていた。

事件が公になったことで結婚が破談になり、精神的ショックで今も病院通い

愛人が何人もいて、ヤクザでもないのに、愛人に赤いバラを入れさせていた。

原久美子にも赤いバラがあった。

 

寺泉が任意同行を求められ、姉ちゃんは号泣。

彼は春田を殺すために越してきたが、春田は別の誰かに殺されてしまったと供述。

トリカブトは持っていたが春田を殺す為で、原久美子のことは知らないと。

 

春田の部下 梅原とホステスの杏子がリフォーム詐欺で指名手配される。

杏子はアメリカ育ちで英語ができる。

安川と原久美子の遺書を書いたのは「,」を使い慣れている杏子だった。

 

バラ園経営の石倉京三の妻 越智静香の腕には大きな火傷の痕。

春田の顧客リストには彼女の名前もあった。

5年前、静香は親の借金を返すために闇金からお金を借りていた。

取り立てに追われないで済むというだけで、彼女は春田の女になり、入れ墨を入れられ、売春まがいの事をさせられた。

このままじゃボロボロになってしまうと、必死になって借用書を盗み出して、春田から逃げた。

各地を転々としていたが、石倉に出会って結婚し、忌まわしい過去は全部消そうと入れ墨を焼いた。

幸せに暮らしていたのに春田と再会してしまい、静香は夫に全ての過去を話す

夫は「200万で二度と妻の前に現れないでくれ」と頼むが、春田は約束を守る男じゃない。

脅迫に耐えられず、静香は春田を撲殺してしまった。

生まれ変わろうとしたのに…。

 

情状酌量の余地はある。

浅野ゆう子は「元気な赤ちゃんを産んで、罪を償って、生まれ変わって夫と頑張っていって」と。

夫は静香を待っていると。

 

死亡保険金目当てで安川を殺害したのは春田と部下の梅原。

春田が殺された後、金を奪われたくなかった梅原と杏子は久美子を自殺に見せかけて殺した。

 

 

このシリーズ好きだわラブ

高畑淳子は脇でも、流石っす。

それに山下真司率いる山伏軍団の「えいえいえいえい」にツボる。


浅野ゆう子、山下真司、萩原流行、原久美子、寺泉憲、高畑淳子