中学生の杉下なつみ(佐藤栞菜)が、乱暴されて殺された。一週間後、犯人の田倉雅夫(小山裕達)が逮捕され、裁判が始まった。傍聴席にいた響子(市原悦子)と響子の助手、久松(あめくみちこ)は、田倉のふてぶてしい態度に眉をひそめていた。なつみの母、正子(中村久美)が思わず無念の気持ちを叫んで、退廷させられた時も、田倉はふて腐れた表情のままだ。その時、傍聴席にいた男(蟹江敬三)が鞄から拳銃を取り出し、田倉に銃口を向けた。響子の静止も聞かず男は発砲し、田倉は負傷する。男はその場で取り押さえられた。男は被害者であるなつみの身内かと思われたが、そうではなかった。正子も面識がないという。男が一切を黙秘しているため、名前もわからないまま裁判が行われることになった。響子は男の弁護に名乗りを上げる。手がかりが無く調査は難航するが、男が犯行時に叫んだ方言が手がかりになって、彼が茨城県の会社員・毛利光俊だということが判明する。毛利と彼の家族は一年前に起きた痛ましい事件の被害者だった。高校生だった毛利の娘、美鈴(山崎彩央)が乱暴された。犯人は宮村一樹(金原泰成)という無職の青年だ。毛利と妻の八重(宮下順子)そして美鈴の妹、加奈子(丸川沙綾)は必死で美鈴の心を癒そうとしたが、美鈴は自殺した。毛利は娘と家族を救うことができなかった自分を責め続けている。それにしてもなぜ、毛利は美鈴の事件には関係のない田倉を撃ったのか。響子は先輩弁護士、岩崎幸四郎(佐藤慶)の言葉をヒントに動機を推理する…。

 

また子供が亡くなる話…アセアセアセアセ

しかも惨すぎて、何度観ても、直視できない。

 

市原悦子、あめくみちこ、蟹江敬三、宮下順子、山崎彩央、丸川沙綾、中村久美、佐藤栞菜、勇静華、越村公一、今泉野乃香、岸端正浩、椎名令恵、佐藤慶