渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第5弾。初夏の福島・会津高原を舞台に、巧妙に仕組まれた偽装殺人の謎を追う。おなじみ十津川警部と亀井刑事の執拗なまでの捜査とプロの勘で、東京と会津を結ぶ偽装殺人の太い線が浮かび上がる。共演は伊東四朗、中村あずさ、阿部寛ほか。
東京・上野で保護された記憶喪失の男(阿部寛)の衣服には、おびただしい血痕が付着していた。殺人事件に絡んでいると直観した十津川(渡瀬恒彦)の詰問に、男は“高沢明”と名乗る事しかできない。一方、会津で“高沢あきら”という女性の他殺死体が発見され、明の衣服の血痕と彼女の血液型が一致した。十津川は「2つの関連事件が作為的では」という疑念を抱く。

 

①高沢あきら こと 原田あかり

 

高沢あきらは偽名で、代議士 夏川の私設秘書、原田あかりだった。

偽名で阿部寛の行きつけのスナックに潜り込ませて、近づいて恋愛関係になっていた。

 

夏川代議士は運転マニア。

ゴルフを追えて東京へ帰る途中、自ら運転するロールスロイスで女の子を撥ねた。

死体を移動させたり車を廃車にしたり、揉消しを図ったが、その現場を偶然カメラに収めていた男がいた。

それが阿部寛。

遠くで撮影していることに気付き、秘書の原田あかりを送り込んで身辺調査させた。

彼女は事故のことなど知らないまま、スパイ役になった。

何も気づいてなかった阿部だが、自分の周囲におかしい事が続き、理由を調べて事故に気付いた。

 

真相を知った原田あかりは夏川に自首を勧める。

その場に乗り込んでいった阿部を捉え、阿部があかりを殺したようにしたのだった。

彼女は本当に阿部寛のことを愛していた。

 

どうして夏川達は阿部寛を生かしておいたの?

心中に見せかけて一緒に殺す選択もあったのに。

 

まだ十津川班に入っていない、山村紅葉がスナックのママ、山田アキラが編集者役。

紅葉さん、お綺麗だったわキラキラ

午後に見た「赤い霊柩車25」への15年の時の流れ…アセアセ

 

阿部ちゃんは演技ができてきた頃かしら?

 

渡瀬恒彦、伊東四朗、中村あずさ、阿部寛、鹿内孝、佳那晃子、海野佳子