鳩村周五郎(船越英一郎)は、過去に、一緒に暮らしたことのある川上つぐみ(美山加恋)から、冬休みを利用して雪山のペンションで働いている旨の手紙を受け取り、久しぶりに彼女に会うために、山間の道を走るバスに乗っていた。周五郎との再会に心から喜ぶつぐみは、オーナーの谷山邦子(中田喜子)らを周五郎に紹介する。
ペンションには、周五郎の他、著名な福祉評論家の星野靖代(かとうかず子)、靖代の夫で秘書も務める星野明久(羽場裕一)、カメラマンの奥村洋二(高杉亘)と妻の美香(阿南敦子)ら、多くの宿泊客がいた。
翌朝、周五郎の元に慌てた様子のつぐみが駆け寄る。宿泊客の一人・服部雄介(加瀬信行)の姿が見えないと話すつぐみ。放っておけない周五郎は、邦子らと共に雪山の林の中を捜索する。その最中、女性の悲鳴を耳にする周五郎。崖までたどり着くと崖下に倒れている美香を見つける。周五郎は、急きょ、雪の林の中で応急処置を施し、その後ペンションに到着した救急車に美香を乗せ、病院に向かう。病院には研修医しかおらず、対応できないと言われる。周五郎が、研修医と押し問答をしていると、なぜかその場に現れた小室源介(内藤剛志)から後押しを受け、無事に美香の手術を成功させる。
小室は、東京都内で起きた女性の殺人事件を捜査していた。殺害された女性が生前に、つぐみが働くペンションのホームページを閲覧していたことから、雪山のペンションを訪れていた。周五郎は、小室から女性の恋人と思われる男の写真を見せられ驚く。その写真には、行方不明となっている服部が写っていた。そして、警察の捜査の結果、崖の下で服部の死体が発見される…。
雪山のペンションを舞台にした殺人事件の真相に、周五郎はたどり着くことができるのか?そして、周五郎は事件の裏側に潜む闇を救うことができるのか?


つぐみちゃん、再登場。大きくなったなぁ~キラキラ

 

①東京在住のイソダアサコ

②IT会社社長 服部

③奥村美香

 

①の犯人は服部。

②と③の犯人はペンションオーナーの中田喜子。

 

服部はイソダアサコのヒモで彼女を良いように利用していたが、勝手に手紙を見たり、旅行について行くと言い出したろ、ストーカーの様になってきたために殺害していた。

 

10年前②服部と③美香、羽場裕一はもう1人、立花という男を含めた4人は偽名を使い、学生やフリーターをターゲットにした集団詐欺を働いていた。

 

3ケ月前、死の淵にいた立花から中田喜子に連絡があった。

そして、自殺したとされていた彼女の一人息子は彼らの詐欺に引っかかり、告発しようとして殺されたのだと聞かされた。

癌で先が無い中田はこのままでは死にきれないと復讐を決める。

彼女は立花の名前で3人をペンションに呼び出し、久しぶりに顔をあわせた3人は動揺する。

①ストーカー女を殺してきて怯えている服部は、従業員の安田が胡散臭いと彼を問い詰めようとしたので、中田はまず彼を殺害。

そして、居なくなった服部を探す振りをして美香を滑落させ、大怪我を負わせるが、周五郎が処置をして一命を取り止めてしまう。

次は自分だと思った羽場は犯人は安田だと思い込み、安田を殺そうとし昏睡状態にさせる。

意識不明だった美香を病院で殺害したのも中田喜子。


過去に殺人を犯していた安田。

10歳の時、母親と共に酷い虐待をしてきた、母親の恋人を刺殺したのだった。

10年前、彼の隣の部屋に引越ししてきた中田の息子は、自分の過去を知っても態度を変わらず接してくれた。

彼が詐欺の被害にあった時、警察に関わるのを恐れて何もしてあげられなかったことを悔やみ続け、息子の死後、中田がペンションを始めたと知り、過去や息子との関係も隠して働いたのだった。

 

今後は安田がペンションを続けて中田の帰りを待つと言う…。

 

しかし、過去の犯罪の共犯者から招待状をもらって、ノコノコと出向いてくる3人って相当なアホじゃない?


船越英一郎
内藤剛志
中田喜子
かとうかず子
羽場裕一
佐藤祐基
美山加恋
黒部進
高杉亘
阿南敦子