ある冬。軽井沢・信濃追分の雑貨店の軒先で死体が発見され、「困ったな」が口癖の“信濃のコロンボ”こと長野県警捜査一課の警部・竹村岩男(伊藤淳史)は現場へ急行する。被害者は身元不明の初老の男(山上賢治)。ドアにもたれ掛かるように絶命していたが、第一発見者の店主・丸岡一枝(篠原ゆき子)は男に見覚えがないという。
さらに事件から4日目。今度は東京・本郷追分の「八百屋お七の墓」前に初老の男(ホリベン)の絞殺体が。警視庁のキレ者・岡部が捜査にあたるが、やはり被害者の身元がわからぬまま…。“追分”という共通点に加え、一枝の実家が本郷追分の現場近くにあることが判明。関連性を疑った竹村と岡部は協力しながら事件を追い始めるが、手掛かりが少なく身元もつかめず捜査は難航する。
2つの“追分”で起きた殺人――そんな事件を繋ぐ鍵は北海道にあるもうひとつの“追分”の地にあった!

 

過去のコロンボも含め、何度も観てます、この追分ストーリー。

 

①元炭鉱夫 桑江
②元炭鉱夫 安原

③流しの大工 小西

 

犯人は

①骨董店のオーナー 林与一

②骨董店の店長 徳重聡

③炭鉱事故の遺族 稲垣

 

炭鉱仲間と遺族を食わしていく為に手段を選んではいられないと違法薬物の販売を行っていた林たち。

仕事を探していた桑江も仲間に誘われるが林たちの仕事が裏家業だと知り、警察に話すと言い出した為に林によって店の仏像で撲殺させられる。

桑江の遺体を信濃追分まで運んで処理したのは徳重聡。

桑江の持ち物に軽井沢のガイドブックを見つけ、「仕事に就く前に行きたかったんだろうな」と思い、せめて最後にその願いを叶えてあげたいと車で軽井沢まで運ぶと、偶然に生き別れた姉の魔女人形を見つけて、そのお店に死体を遺棄した。

 

桑江の死を知った安原は「苦楽を共にした仲間を殺すなんて…」と憤る。

「事業を維持するために仕方がなかった」と話す徳重だったが、安原は納得しない。

そんな彼を徳重は自分のベルトで絞殺した。

 

そして、大学まで行かせてくれた林に恩義を感じていた稲垣は小西が脅してきたので殺害。

 

うーん、伊藤淳史もイマイチだけど、岡部警部が全く存在感ないわ。

所轄刑事の1人って位の存在感。

 

 

竹村岩男…伊藤淳史
大森修治…中村梅雀
岡部和雄…三浦貴大
竹村陽子…美村里江
北川忠…利重剛
出崎孝治…長谷川朝晴
寺沢美由紀…矢島舞美
吉井正義…戸田昌宏
木下真司…財木琢磨
坂口太…岩上隼也
谷田恵美…国生さゆり
骨董店の店員…徳重聡
丸岡一枝…篠原ゆき子
丸岡武人…堀内正美
永井満良…林与一

【原作】内田康夫『追分殺人事件』