桜乙女(市原悦子)は、勤続31年、刑事歴3年の現職デカ。ある日世田谷南署から本庁勤務を命じられ新天地へ出向くが、そこはドサと呼ばれる無気力部署だった。乙女は着任早々、本田浩平(火野正平)と結婚詐欺師、加治安則(平田満)の張り込みを開始。しかし、ひょんなことから一人で加治を尾行するはめになった乙女は、あろうことかそのまま鹿児島まで行ってしまう。何とか加治を逮捕したが、加治は実家から発見された1億の価値がつくであろう西郷隆盛の写真を取り戻したいと言い出す。だが写真はすでに青山(手塚秀彰)という男の手に渡っており、数日後この男が桜島で死体となり発見されるという事件が発生する。殺害容疑の掛かる加治。しかし、1億円あれば詐欺から手を洗うと話していた加治を信じる乙女は、犯人は別の人物と信じ本田と共に捜査を始める。

 

今回、人事移動があり、フッくんたち世田谷南署メンバーがアウトで、火野正平がイン。

所轄エリアから飛び出し全国レベルでの捜査になるそうなアセアセ

 

雑誌編集長の青山を殺害した犯人は西郷どんの写真の鑑定をした中村教授かと思われたが、実際はカメラマンの田中隆三。

 

中村教授が青山を殺害したと思い込んで逃げ出した後、陰から二人の様子を見ていた田中が近づくと、青山は気絶していただけだった。

そんな青山を田中は撲殺した。

青山と田中は同じマンションに住んでいたが、以前、犬が嫌いな青山が田中の愛犬コロちゃんをマンションの5階から投げ落として死亡させたことがあった。

それでも仕事がもらえなくなるからと我慢した田中だったが、妻は厚かましくコロちゃんの葬式に顔を出した青山に掴みかかった。

仕事の為に青山にぺこぺこする自分に愛想を尽かせ、精神的におかしくなった妻は半年前に実家に帰った。

 

コロを殺しただけじゃなく、田中の家庭をも壊した青山への復讐だった。

西郷隆盛の写真は偽物で平田満の祖先の写真だったというオチアセアセ

 

今回の蛭子さんは麻雀賭博で謹慎中だったので「旅行中」設定だったらしい。

 

市原 悦子、平田  満、火野 正平、田中 隆三、片桐 竜次、志賀圭二郎、倉崎 青児