警視庁捜査一課刑事の十津川省三(高嶋政伸)は、焼死体が発見された現場へ向かう。遺体のそばには半分燃え残ったセカンドバッグが残されていて、数メートル離れた場所には、「1号」という紙の貼られた鎌倉電鉄の車両のおもちゃが落ちていた。十津川は、連続殺人事件の予告ではないかといぶかしがる。そして「原田大輔」の身分証明書が残されていて、さっそく十津川は原田のアパートへ捜査に向かう。そこには、鎌倉中央署の矢吹刑事(泉谷しげる)がすでに聞き込みをしていた。矢吹刑事によると、原田は1年前の離婚を機にアパートへ引越し、焼死体が発見される前には姿を消していたことが分かる。別れた妻は、野上亜紀(高橋ひとみ)。前夫の息子と共に2年前に原田と再婚したが、原田のリストラがきっかけで1年前に別居をスタートしたと話す。そして、焼死体は原田の部屋の遺留物のDNAと一致し、原田が被害者と断定された。ある日、男子大学生が背中を刺される事件が発生。またしても、鎌倉電鉄のおもちゃに今度は「2号」という貼り紙がされたものが残されていた。大学生は以前、交通事故を起こしたことがある人物で、同一犯による連続した殺人および殺人未遂事件として、警視庁と神奈川県警の合同捜査が開始された。十津川と矢吹が力を合わせて捜査に乗り出すことに。そんなある日、捜査本部に「3号」という貼り紙のされた鎌倉電鉄のおもちゃが送られてきた。

十津川班長の語りで妙に押し切られそうになるけど、冷静に考えれば疑問多し。

わざわざ、アリバイ作りの為に身代わり岩下を殺害し、死体を作る意味が分からん。

原田の遺体は最後の自白で発見されたわけだけど、身代わり死体なんて仕立てなければ、原田の死体は発見されないか、若しくは随分経ってたか発見されるかだろう。

そうしたら厳密な日時のアリバイ作りなんて全くの無意味じゃ?

大人しく、死体を見つからないところに遺棄するだけで良かったのに。

 

更には電鉄関係の連続殺人に見せかけたり、山下真司の雑誌社の雑誌を使ったり。

工作のし過ぎで恩人の山下が疑われ、結果、自分の犯罪を暴かれる始末…アセアセ

 

警察側(泉谷しげる)も焼死体はその時点では原田とされていたのに、「今回の事件と2年前の山下真司の娘の事件と関連がある」と突然、主張する根拠は何だったの?

不思議だわ~。聞き逃し?

 

そもそもが正当防衛だよね。なぜ、正直に警察を呼ばなかったのさ。
何より、事件を隠蔽して、アリバイ作りに息子を巻き込む両親の考えに強い嫌悪感。


十津川省三(警視庁捜査一課刑事)…高嶋政伸
矢吹隆一(鎌倉中央署刑事)…泉谷しげる
瀬戸新太郎(『鉄道出版』社長)…山下真司
平塚八重子(警視庁捜査一課刑事・班長)…山村紅葉
野上亜紀(デパート勤務)…高橋ひとみ
寺沢信介(カメラマン・亜紀の前々夫)…益岡徹
亀井定男(警視庁捜査一課刑事)…古谷一行