小泉孝太郎が執念の刑事・森崎慎平を演じる人気サスペンスのシリーズ第5弾。廃工場でホステスが刺殺体となって発見された。犯行現場に残された黒い組紐に着目した森崎は、組紐に込められたメッセージを探り始める。殺人の連鎖とともに明らかになる、7年前の事件の真相とは…。森崎と事件を追う捜査一課の面々を和田正人、前田亜季、柴田理恵らが演じ、事件のキーパーソンであるクラブのママを財前直見が熱演した。
廃工場でホステスの原田早紀(横田美紀)の刺殺体が発見された。警視庁捜査一課の刑事・森崎慎平(小泉孝太郎)は、犯行現場に残された黒い組紐に疑問を持つ。犯人に繋がる情報を集めていると、第2の殺人が起きた。被害者は医師の金丸浩司(佐戸井けん太)。殺された早紀に付きまとっていた男だった。この現場にもまた黒の組紐が残されていた。
組紐を手がかりに捜査を進める森崎の前に、ジャーナリストの池澤桐子(白羽ゆり)が現れる。彼女は、7年前に軽井沢の山荘で起きた殺人事件と、今回の事件との関連を疑っていた。なぜなら7年前、犯行現場に早紀と金丸が居合わせていたからだ。さらに、当時その殺人の犯行を認め逮捕されたのが、早紀の勤務するクラブのママ・三宅麻里子(財前直見)だった。森崎は今回の事件の犯人が、7年前の事件と関わりが深い人物だと推理すると同時に、麻里子に組紐を見せたときの動揺した表情を思い出す。
そして、麻里子を事件の重要人物としてマークする中、第3の殺人が起きてしまう…。


①ホステスの原田早紀


廃工場で赤いドレス姿でホステスの原田早紀が殺害される。

死亡推定時刻は一昨日の23時頃。

左手の小指に巻かれた組紐。
早紀に付き纏っていた勤務医の佐戸井けん太が浮上するが、スナックのママ 財前直見は知らない男だと話す。

 

佐戸井の娘が誘拐され、彼の姿も消える。
携帯のGPSから娘の居場所らしき民家を捜索すると佐戸井が刺殺されており、左手小指に組紐が巻かれていた。
娘は近くの車の中から発見されるが、スマホは車外で発見された。

犯人が佐戸井の遺体を発見させるための仕業か?

妻によると犯人から電話があり「娘を助けたければ直ぐに来い」と言われて佐戸井は出かけていったが、身代金は要求されていなかった。


小泉の知り合いのジャーナリスト 池澤桐子から財前直見が出版社勤務時代の先輩だったことを聞く。

水天宮の「樹里」という喫茶店で佐戸井が派手な服装の女と会っていたのを佐戸井の同僚が目撃していた。
その「樹里」で立てこもり事件が発生。


店内では女子高生が店長の首にカッターナイフを突きつけている。
彼女は係長 柴田理恵の娘 遥だったびっくり

小泉孝太郎の説得に遥は投降する。

現場に遥の両親、父親の佐野と後妻の小野真弓がやってくる。

小野真弓は人質にされた店長の姿を見て驚くが、知らない人だと。

遥は実母の柴田理恵には「あんたの娘じゃない。関係ない」と言うが義母には「ごねんなさい」と。

店主は、遥とは面識が無く、襲われた理由も分からないと言い張る。

佐戸井と早紀が店に来たことは認める。

親しげだったので不倫か同伴出勤前だった印象。
店の外の野次馬の中に財前直見の姿。


財前直見に殺人の前科があった。
7年前、軽井沢の山荘で検察官の宇梶剛士を撲殺し、服役。
懲役7年、公訴はしないで刑が確定、4年で仮釈放されていた。

事件には原田早紀も関係していた。

軽井沢の病気にご利益がある神社の近くで天気が急変して激しい風雨の中で早紀と出会う。

彼女たちを含め、近くにいた人たちで山荘に逃げ込み、主人の好意で止めてもらう事に。

その中に佐戸井けん太と喫茶店店長の大月もいた。
酒を飲み過ぎた宇梶が財前直見に絡み、拒絶した財前が宇梶を撲殺した。

正当防衛にはならなかったのは生体反応がない傷があるほど、何度も殴りつけ、

彼女も殺意があった事を認めた為。

検察官である宇梶は当時、病院での点滴に異物混入され3人が亡くなってた事件を担当しており、医師の佐戸井と病院の責任を追及していた。

佐戸井は現場に宇梶がいたことは全くの偶然で驚いたと話していたらしい。

 

財前直見の父親は組紐職人で脳梗塞で倒れ、6年前に孤独死していた。

財前の服役中、母親は弟子の職人と駆け落ちしていた。

 

科捜研によると組紐は組み方が一定ではなく、市販されてるものではないと。

佐戸井の生前、病院で財前直見が佐戸井と言い争いしていたという証言が出る。

財前が「約束が違う!」と詰め寄っていたらしい。

 

介護の為に出版社を辞めて貯金でつないでいた彼女の生活は苦しかったのでは?

 

喫茶店マスターの大月が店で殺害されてた。

殴打されたのではなく、後ろ向きに倒れ頭を打っていた。
組紐はなし。


7年前の事件でもう1人山荘にいたことがわかる。

6年前に再婚した遥の父の再婚相手、小野真弓。
遥がようやく、大月を襲った動機を話す。
大月から脅迫され、1人で苦しんでいた小野真弓を助けたかったのだった。

7年前、山荘での真実。

宇梶が絡んだのは財前ではなく、小野真弓。
財前は真弓を庇っていると宇梶が暴れ出したので早紀と佐戸井と大月が宇梶を殴りつけた。
致命傷を負わせたのは宇梶を裁判の件で恨んでいた佐戸井。

しかし3人とも逮捕されたくないと色々な理由を挙げる。

佐戸井は「金ならいくらでも出す」

大月は「7歳と5歳の子供がいる」

早紀は「始めて舞台で主役になった」

小野真弓も「来月結婚する」と…。

 

介護で体も精神も辛かった財前。

お金もあと何日もつかというところでギリギリの生活。

財前は父を入院させる費用を出すことを条件に自分1人で罪を被ることにした。

しかし佐戸井は約束を守らず、財前の父親は亡くなった。

現在
早紀は佐戸井に「今からでも約束を守り、財前に金を払え」と迫ったために佐戸井に殺害された。

その現場を見たのが財前の父の弟子で母親の駆け落ち相手の池田。
許せないと彼は佐戸井の娘を誘拐して佐戸井を殺害。

大月も自分が刺したと自供する池田だが、大月には刺し傷はない。

彼は財前を庇ったのだった。

財前ともみ合いになり倒れた時に頭を打ったのであり、殺害ではなかった。

 

女子高生が刃物を持って立てこもりってあり得なさ過ぎて、醒める。

継母が脅されてると分かったら普通は父親に相談でしょ?

立てこもり事件なんて起こしたら最終的には継母の知られたくない事実が明るみになるだけじゃん。

 

そして、最後にいきなり犯人が池田とか何なのびっくり

あ!でも、俳優が佐藤B作とか中西良太だったら、すんなり受け入れたのかもね。

 

7年前に財前が身代わりになってもお金がもらえなかった話も腹立たしい。

でもばらされるリスクがあるのに佐戸井が支払わなかった強気な理由が不明。

財前もお金が入金されなければ、裁判中にでもそう主張したらいいのに。

よく分からんなぁ。

 

編集者時代の後輩も神出鬼没に出てきては財前を庇うがあんまり存在する意味ないし。

 

柴田理恵も普通なら立てこもり事件直後にまずは自宅謹慎とかだよね。

なんで普通に捜査に加わってんの?

柴田理恵の次の妻が小野真弓ってギャップも凄い。

 

ああ~本当につまらない回でした。残念。

 

小泉孝太郎、和田正人、白羽ゆり、前田亜季、石井正則、阿部亮平、松本来夢、財前直見、佐戸井けん太、森下能幸、小野真弓、横田美紀、小松和重、宇梶剛士、柴田理恵