子どもが虐待されているとの通報を受けた若葉児童相談所の児童福祉司、百瀬なつき(佐藤藍子)は、先輩の入江実和子(東ちづる)と共に芹沢チカ(堀江奈々)の家と梶浦家を訪れるが、共に「家のことに首を突っ込まないで」と追い返される。
そのうち、なつきは芹沢チカの子で6歳のオサム(高橋隆大)が空腹のあまり、コンビニでパンを盗み食いした現場に出くわす。また、学生ボランティアの山口友里(松下恵)と共に梶浦家を訪れたなつきは、密室の中で殺された主人の邦晃(浅野和之)を見つける。
窓ガラスを破って入ったなつきは、クローゼットに閉じ込められた二人の子どもを救出、相談所で預かることに。案の定、子どもたちの体には虐待された跡が残っている。
子どもたちの母で、夫の死亡時間にアルバイトをしていた晴美(渡辺典子)は警察の調べに無実を主張する。一方、肺炎にかかったオサムも相談所であずかることになる。
なつきの父で、小児科医の百瀬大五(梅宮辰夫)の治療を受けた子どもたちは次第に元気を取り戻すが、なつきはクローゼットの中に落ちていた針金に疑問を抱き、邦晃が殺された事件の謎に挑戦し始めた。
佐藤藍子の力み過ぎた演技に疲れる
子どもの虐待って主題がヘビー過ぎ。私の求める2サスではない
虐待する親たちの姿を演技と分かってても観るのがキツイ
何度、リモコンの「停止」ボタンを押しそうになったことか。(特に序盤)
でも観るのをやめるのは児童虐待問題に無関心な人間のような気がして観続けることに。
2時間ドラマに大袈裟な私…
気が強い妻の渡辺典子と気が弱そうな夫の浅野和之。
何も話さない子供たち。
当然、渡辺典子を疑うが実際に虐待をしていたのは夫。
彼らの自宅へ訪問した佐藤藍子と学生ボランティアの友里が浅野和之の死体を見つける。
子供たちは鍵の掛かった箪笥に閉じ込められており、家は密室だった。
夫の殺害時間、妻はパートの配達の途中で自宅に寄る事は可能だったが、本人は「家には寄ってない、公園で休んでいた」と主張し、虐待も否定していたが…。
→自分がやったと犯行を認める、渡辺典子。
子供たちが殺害してしまったと思い、身代わりに自白したのだった。
父親に箪笥へ閉じ込められていた兄妹は箪笥の中から父親が母親とは異なる女性と話す声を聞いていた。
浅野和之には離婚歴があり、1年前に亡くなった前妻との間に子供がいた。
離婚の原因は子供への虐待だった。
その子が学生ボランティアの友里。
今の家族にも虐待をしてると知り、父を説得しようと家を訪ねた彼女だったが、そんな彼女に対して、冷たい目で見ながら包丁を持ち出した父親と揉み合っているうちに殺害してしまった。
そして密室を作り、渡辺典子に罪を被せた。
子供たちを守ってあげられるのは彼女しかいいのに、見て見ぬふりをしていた彼女が許せない。友里の母親は彼女を守ろうと離婚してくれたのに…。
一か所だけ窓を開けて他の鍵は全て掛けて家を出る。
佐藤藍子と死体を発見した時にどさくさに紛れて残りの鍵を掛けて密室に仕立てた。
途中、東ちづるが犯人かと思わせるミスリードあり
虐待して子供を邪険に扱うのに、連れていかれると返せとうるさいのはどうして?
百瀬なつき:佐藤藍子
入江実和子:東ちづる
桂木笙子:久我陽子
辻本理一:山田純大
駒井哲彦:山崎一
梶浦晴美:渡辺典子
山口友里:松下恵
芹沢チカ:堀江奈々
梶浦邦晃:浅野和之
芹沢オサム:高橋隆大
百瀬大五:梅宮辰夫