渡瀬恒彦主演「十津川警部」シリーズ第12弾。十津川と亀井の名コンビが、殺人現場に残された謎の血文字とマークを発端に次々と起こる連続殺人事件の解決に挑む! 警察に挑戦するかのように現場に残される証拠に、斉藤慶子扮するスクープ狙いの美人記者がからみ、事件は意外な方向へ…。さらに根津甚八、歌舞伎役者の市川左團次と個性的な顔ぶれも出演。また、伊東四朗扮する亀井刑事が、犯人の罠にかかり殺人犯の容疑者になるという驚きの展開も用意され、西村京太郎ワールドを満喫できる仕上がりとなっている。
十津川警部(渡瀬恒彦)は、昔逮捕した平野栄(松澤一之)という男から妙な電話を受けた。8年前に殺したはずの妻を見かけたというのだ。ところがその夜、平野が殺害され、現場には謎の血文字が残されていた。十津川は事件解決の糸口を求めて亀井刑事(伊東四朗)とともに丹後・文殊へ向かうが、二人を待ち受けていたのは第2の殺人だった。元自衛官の和田(岡本美登)が射殺されたのだ。十津川たちが凶器と遺留品を捜査していると、犯人を目撃したという美人記者・ミキ(斉藤慶子)が現れる。その後、凶器から、5年前に死亡したはずの元五輪射撃選手・柴田(根津甚八)の指紋が検出される。

 

犯人は斉藤慶子 一択で→正解。

①松澤一之

②元自衛官の和田

③松澤一之が殺したはずの元妻 中島宏海

 

8年前

①松澤一之は福祉法人の理事長と自称して詐欺を働いていた。

大物政治家たちがバックにいると語り、篤志家たちを騙して大金を集めた。

自慢の内縁の妻が中島宏海だったが、浮気に嫉妬した松澤一之が彼女の車を爆破する。

焼死体は焦げていて判別が出来なかったが、付けていたアクセサリーから彼女と断定された。→刑務所→最近、出所したばかりだった。

 

②和田を撃ったライフルが見つかり、元射撃のオリンピック銀メダリスト、根津甚八の指紋が出た。しかし彼は詐欺事件の主犯格として3年の実刑判決を受け、5年前の出所後に焼身自殺していたのだ。

和田は根津甚八の熱狂的なファンだった。

詐欺グループに入っていたのは和田だったが、何故か根津甚八が逮捕された。

服役中に母親が自殺していたが、死体解剖の結果、覚せい剤の常習者だった。

和田が母親に覚せい剤を教えて、根津甚八を仲間に引き込もうとしたのだった。

根津甚八は母親の名誉の為に詐欺事件について口を噤んだ。

 

根津甚八が実は生きているのではと考える警部はDNA鑑定を急がせる。

 

捜査一課に「男女7人が写る写真」が匿名で送られてきた。
根津甚八、①松澤一之、②元自衛官の和田、③中島宏海。
残りは吉沢誠之助と相沢あかね、代議士の市川左團次。

 

③中島宏海は8年前に死んだはずだった。

爆発での遺体は詐欺グループ内のもう1人の女、相沢あかねではないか?

とすると生き残っているのは吉沢誠之助と市川左團次。

市川左團次が陰のボスだったのか?

 

根津甚八が映る画像の後ろにいる女性の輪郭補正したところ、斉藤慶子が現れた。

根津甚八の恋人は彼女だったのだ。

 

DNA鑑定の結果が出て、墓に収められていた骨のDNAが根津甚八のものと一致した。

 

吉沢誠之助の本名は田嶋正明で、別の詐欺事件で服役中だったが今日、出所すると判明。
警部たちが刑務所に向かうが、一歩違いで斉藤慶子が田嶋を車でさらう。

根津甚八も彼の母親も自殺に見せかけて殺したのは市川左團次だったと自白させて射殺した斉藤慶子。

次に市川左團次宅で彼にライフルを突き付けて自白をさせ、証拠としてテープに録音していた。

銃で斉藤慶子を撃ち殺す市川左團次。

正当防衛と主張するが、その銃はどこから出てきた?

斉藤慶子のライフルには弾丸が入っていなかった。

自分を殺させて警察に逮捕させるつもりだった。

 

「輪郭補正」ってアセアセそんなに綺麗に斉藤慶子の顔にならないでしょアセアセ

私も指輪しないけどな~。

 

しかし、警部もニセの記事を新聞に載せろって、しかも「代議士の逮捕」って無茶が過ぎる。

 

 

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