南紀白浜の温泉ホテルの若女将・沙江子(東ちづる)は、連日パソコンに届く不気味なメールが気にかかる。だが、夫で刑事の有作(中村梅雀)はいたずらだとして取り合わない。そんな折、ホテルで「夕焼け同好会」の全国大会が開かれる。大女将・道子(岡田茉莉子)は、エッセー部門で表彰された和歌山の不動産鑑定士・坂井(西沢利明)に見覚えがあった。翌日、白良浜で同好会のメンバー・広沢の他殺体が見つかり・・・。

夕焼け同好会なる集まりのパーティーがホテルで催される。
そこの会員で医学部助教授の橋爪淳と20年ぶりに再会する東ちづる。

高校の時に父親が亡くなり頑張って国立大学へ入った頑張り屋さんらしい。

→そういう苦労話が出るだけで犯人でしょ。

→不正解アセアセ奥さんが大路恵美とは冒頭では知らなかったんだもん。

 

①同好会 創立メンバーの1人 広沢 左わき腹と心臓を刺されて死亡。

②同好会会員 フリーライターの滝川 刺殺
③同好会 会長の浜崎 胸に刺し傷のある水死体

大女将は殺害された3人との関わりを思い出した。
10年ほど前に創立メンバーの3人を大女将が白浜の夕焼けの名所に案内した。

夕日を撮ろうとシャッターチャンスを待っているところに、ハイカーが「妻が倒れたので車で病院へ運んで欲しい」と頼んできた。折角の夕日を撮れるチャンスを逃したくない3人は頼みを断り、車の運転ができない大女将は歩いて家を探して救急車を呼んだのだった。

 

その時のハイカー、坂井が同好会の会員になる。

妻はくも膜下出血。手遅れで寝たきりになってしまっていた。
坂井は崖から飛び降りようとしているところを保護される。

①を殺したのは認めるが②③は自分ではないと主張。

更に①も脇腹を1回刺したと供述するが、実際には心臓に止めが刺されていた。

 

坂井の妻の担当医が橋爪淳、担当介護士が妻の大路恵美だったことが分かる。

②のルポライター 滝川は医療ミスをネタに恐喝を繰り返していた。

橋爪淳も弱みを握られていて、夫を守りたい一心の大路恵美はお金も体も滝川の言いなりになるしかなかった。

そして、大路恵美は盗み読んだ坂井の日記から坂井の復讐心と復讐の対象者の一人が自分も憎む滝川と知る。

坂井は同好会に入会し、実行するが坂井には広沢の脇腹に刺すのが精一杯で、止めを刺したのは大路恵美。

その後、滝川と浜崎も殺害。

自分が憎む滝川以外の2人も殺したのは、坂井を一心同体に思っていたからだった。

 

なぜ、早い段階で橋爪淳と恐喝について話し合わなかった?

そもそも彼の医療ミスとはどんなものだったの?それを彼は隠蔽していたの?

その辺りがざっくり過ぎて、大路恵美の動機がぼやけてるなぁ。


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