夜の東京・石神井の須賀神社。石段を転落したと思われる、頭から血を流した中年女性の遺体が発見された。合田精機創設者の合田徹社長(石山輝夫)の妻、明江(千葉裕子)だった。遺体の発見現場で、夫の徹と娘の可奈子(大路恵美)、徹の実弟・琢(保積ペペ)が、悲嘆にくれている。
 2ヵ月後。合田徹は弟の琢に社長の座を譲り、「妻が事故死したとは思えない。その事実をつかみに行く」と言い残し、事務所を出て行った。
 十津川警部の妻・直子(萬田久子)が須賀神社の前を歩いていると、石段の途中にぼんやりと座っている可奈子に出会った。「母の葬儀の時はお世話になりました」と直子にあいさつする可奈子。聞けば、今度は父の徹も、5日前に山形の最上川で水死体で発見されたという。
 直子は「どうして、明江さんは須賀神社で亡くなったのに、お父様は最上川に調べに行ったのかしら」と疑問を感じる。可奈子は直子に一緒に山形に行ってほしいと懇願する。地元の警察は父の死は事故死だというのだが、納得していないという。さらには、母の死の真相も知りたいという。
 夜。直子は夜食を作り、夫の帰りを待っているが、十津川警部から「急遽、福岡出張。帰宅は未定」というメールが入る。「やっぱり、ほっとけないなあ」と直子は、可奈子の願いを聞き、山形に同行することを決心する。

 

今回、石丸謙二郎が刑事を辞めて山村紅葉の店で板前になってる。

なぜ?→亀さん役で地井武男を登場させるから?

 

登場人物が少ないから自ずと犯人も決まってくる。

保積ぺぺ一択で→正解

 

 

俳句の単語の頭文字を並べると「コロシ」「アキエ」

はいはい。2サスでよくあるパターン。

でも、自宅から遠く離れた場所で誰がその俳句を解読できるか、それが身内に伝わるかってかなり大きな賭け過ぎるわ…。

tt

でも両親を殺された大路恵美が事件を調べていった結果、大好きだった叔父(保積ペペ)が犯人だったという悲しすぎる結末。

 

両親も失くし叔父も刑務所へってこのままだと会社は強欲な専務とその女のものか?

大路恵美はもっとしっかり頑張ってよ。

 

このシリーズ、十津川警部を尊敬、崇める感じが強すぎて、十津川警部を理解して脚本書いてるのか?亀さんの警部への思いですら、ちょっと違うと思うんだけど。

 

十津川直子:萬田久子
亀井定夫:地井武男
花園裕子:山村紅葉
小山浩平:石丸謙二郎
合田可奈子:大路恵美
合田琢:保積ペペ

 

原作:西村京太郎 「最上川殺人事件」(「石狩川殺人事件」所収)