内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第10弾。日本海に浮かぶ隠岐島は、過去千年の日本の政争の敗者の終のすみかとして、後鳥羽上皇ほか高貴な人々の数多くの文化遺産が残る地である。この作品では、平安文化最大の文芸作「源氏絵巻物語」と第二次世界大戦後の島の内外の様々な思惑が、複雑なミステリーとして連続殺人事件を呼び起こしていく。
隠岐島の小さな池で若者が笑いながら溺死した。島の老人・小野仙一は「後鳥羽上皇の祟りだ」とつぶやく。それから半年、東京品川の古い屋敷で、遺失したはずの源氏物語絵巻を偶然見てしまった佐治貴恵(中山忍)は、国文学の教授・白倉秀明(神山繁)に相談をする。教授は謎を解くために隠岐島に行こうと提案をする。
一方、浅見光彦(辰巳琢郎)も後鳥羽上皇の遺跡発掘調査隊に同行して隠岐島に行くことになった。調査の無事と成功を祈願して隠岐神社で御祓いをしていると、小野仙一がやってきて、祟りがあるから調査をやめろと忠告していく。半年前の溺死事件に興味を持った光彦だが、その夜、小野が水死体となって発見された。

 

中山忍って今も昔も全く変わらず、お美しいハート

お姉さんは見た目に年を重ねたことを感じさせるけれど、妹さんは自然なのに変わらず。

 

4人の死は結局のところ事故死?

そして高松英郎が死体遺棄。

 

お約束の「刑事局長の弟君&名探偵」

そう分かるまでが少し長いうえに、清水アキラの演技がクドくてゲンナリ。

もっと早めにサクッと済ませてくれる程度でいいのにね。

 

辰巳 琢郎、津島 恵子、佐藤 B作、加藤 治子、村井 国夫、神山  繁、高松 英郎、清水アキラ、中山  忍、渥美 國泰(渥美 国泰)、草薙幸二郎、佐々木勝彦、渡辺 寛二、庄司 永建、山本 郁子、井上 彩名、佐藤 直子、矢崎 文也