第22作「会津若松〜殺人無罪の乗客」(2006年)
チップでもらった野口英世の謎!?女三人の愛憎が仕組む二つのえん罪!!

 

元警視庁の敏腕刑事だったタクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、ある日、一人の女性客を乗せる。彼女は元大学講師の高根沢道子(賀来千香子)で、愛人関係だった大学助教授の殺害容疑で逮捕され、この日東京地裁で無罪判決を受けた身だった。道子の自宅には死んだ助教授の妻・美鈴やマスコミがつめかけていたため、夜明はそのまま故郷の会津若松へ行くよう道子に頼まれる。そして道子が会津に到着したその翌日、東京近郊で美鈴の死体が発見され…。【以上、テレビ朝日広報資料より引用】

ヒロイン:賀来千香子(元大学講師)

オープニング:タクシーを引越しに使う、大島蓉子

「開始30分での読み」
大寶智子(ヒロインの幼馴染、弁護士)が出てきた。もう犯人は決まりでしょ。
自信75%

「結末」

正解!!!

でも、その犯人もヒロインに殺されたという…釈然としない結果。

 

ヒロインがなぜ、犯人(幼馴染)を殺したのか、動機が弱すぎ。
急に嫌味な姑が協力するのも無理有り過ぎだし。

夜明さんに相談したら、そんな脅しは速攻で解決されるはずなのにね。
第一、そんなに娘が大切なら、殺人を犯さないでよ~。
冤罪でツライ思いをさせてきた娘を今度は本当に殺人者の娘にしちゃったよ。

ありえないわ。

 

そんなわけで

評価★★★★☆☆☆☆☆☆


大好きなシリーズだけど、その中では低評価。
バイオリンとかピアノとか、楽器を出すときはもう少し弾ける人にして欲しいわ。

弾いてなさ過ぎて、醒める。

特に子役なら、弾ける子前提で探してよって思います。

定番だけど、罪を犯してしまった親が最終場面で子供に「お仕事で遠くにいくの」とか言い訳するのがイラッと来る。

子供に自己保身的な嘘つかないでよ。まあ、「お仕事=刑務所でのお勤め」とするなら嘘ではないのか。