FIFA W杯 南アフリカ大会閉幕しましたね。

選手はじめ、関係者の方々、徹夜で応援したサポーターの皆様お疲れ様でしたm(_ _)m

あっ、パウル君もお疲れ様です!!マレーシアだっけ?こちらにも占いインコヒヨコがいるとか。でもこっちは何かまゆつばもんだな(笑)



閉幕式ではマンデラ元大統領があいさつされたようですね。
マンデラ元大統領といえば、アパルトヘイトと闘った人。南アフリカ初の黒人大統領。


かつて南アフリカでラグビーの大会が開催された。ラグビーは白人のスポーツとみなされていた当時、白人選手の中に一人だけ黒人選手が混ざっていた。この大会で初めて白人と黒人が一緒になって南アフリカを応援し、試合に勝てばテレビテレビの前で白人と黒人が抱き合って喜んだ。白人も黒人も無く“南アフリカ人”としての自覚を持ち、初めて国民が一つになった瞬間だった。

しかし、今また新たな問題を抱えているこの国。
サッカーサッカーはかつて黒人のスポーツだった。
今回のサッカーサッカーW杯は、もう一度国民の心を一つにしよう!という国の目論見があったわけだが、成果は得られたのだろうか…??



かつてマンデラ大統領が南アフリカを植民地にしていたヨーロッパ諸国に向けて言った言葉。


「許そう。でも忘れない。」


私たち日本人もアメリカが核を落とした事は恨んだりせずとも忘れたりしない。何百年、何千年経っても永遠に覚えてる。

何かの本の中で「何かを許す事は忘れてあげる事です。」という言葉があった。一方対照的に「許しはします。でも忘れてはなりません。」との言葉も。

考え方は人それぞれでしょうが、私的には許す事と忘れる事は別物。許す事とはその出来事を忘れずに丸ごと許す事。たとえ痛みが伴うとしても。だから許すって難しいのかもしれない。



痛みを伴う過去を持つ人が未来に向かう時、マンデラ氏の言葉が最も現実的な考え方なのではないでしょうか。



考え方は人それぞれ色々あるのでホントに難しい問題ですが、お互いを理解し合う気持ちは忘れずにいたいものです。