男子シングルスの準決勝で、世界ランク1位のジョコビッチ選手が
同4位のシナー選手に敗れ、連覇を逃した。
驚いたことに、準々決勝のアルカラス選手-ズべレフ選手戦と同じ展開で
第1セット、第2セットともにシナー選手はジョコビッチ選手を圧倒、
第3セットはジョコビッチ選手が奮起したが、第4セット目で再び
シナー選手が接戦を制した。
シナー選手はグランドスラム初の決勝進出となった。
もう一方の準決勝は、メドべデフ選手がズべレフ選手を4時間を超える
死闘の末、大逆転で勝利をした。
第1セット、第2セットを失ったメドべデフ選手は粘り強いディフェンスで
第3セットから3セット連取した。
メドべデフ選手は、2年ぶり3度目の決勝進出となった。
決勝は、シナー選手対メドべデフ選手。
シナー選手が勝てば初のグランドスラムのタイトルを獲得することになる。
また、メドべデフ選手が勝てば2021年全米オープンを制覇以来
2度目のグランドスラム優勝となる。