前哨戦で準優勝したダニエル選手はユーバンクス選手に全く歯が立たず
完敗となった。
まさに前哨戦で活躍した選手はグランドスラムでは勝てないという
ジンクス通りとなった。
やはり疲労と調整不足がプレイにも影響していた。
逆にユーバンクス選手はサーブ、ショットともにスピードと威力が
ダニエル選手と比べられないほどに上回っていて絶好調だった。
全くレベルが誓っていた。
出産後ツアーに復帰した大坂選手はいきなり強豪ガルシア選手と
対戦したがストレートで敗れた。
まだ試合勘は戻っていないというところだろうか?
サーブの威力は健在だが動きが鈍く、つなぎは相変わらず上手とは言えない。
なので、復帰しても再びトップに返り咲くことはないであろう。
綿貫選手は第1セットは好調だったが、徐々にミスが増え、結局
ケツマノビッチ選手の頭脳的なプレイにやられてしまった感じだった。
第2セット中盤から、ケツマノビッチ選手はどうやったら綿貫選手に
勝てるかを見抜いていたようだ。
綿貫選手は超攻撃的なプレイをポリシーとするのは分かるが、単調で
メンタルでも柔軟性、多様性が必要だ。
特に今試合ではもっとドロップショットを使うべきだったと思う。
1回戦3日目には西岡選手が登場するが、相手はルーネ選手。
恐らく男女共にシングルスでは日本勢は全滅するであろう。