今季最初のグランドスラム全豪オープンが始まった。

 

通年月曜日から始まるこの大会は今年から日曜日からの開始となった。

 

男子シングルス1回戦ラッキールーザーとして出場した望月選手は

マハーチュ選手にストレートで敗れた。

 

マハーチュ選手の冷静でミスの少ないプレイに対し、20歳の望月選手は

積極的なプレイながらもミスが多く、精神的にも未熟さが見られ、

グランドスラム初勝利とはならなかった。

 

女子シングルス1回戦では本玉選手が全仏覇者のクレイチコヴァ選手に

フルセットの末、逆転負けを喫した。

 

第1セット、本玉選手は絶好調でこのセットを先取し、第2セットも優勢に

試合を進めていた。このままいけば金星をあげられると思われたが、

後半以降ファーストサーブのポイント獲得率が一気に降下し、サービスゲームを

キープできなかった。

 

そうこうしているうちなクレイチコヴァ選手が息を吹き返し、逆転で

第2セットを奪い返した。

 

第3セットも先にブレイクに成功した本玉選手だったが、なかなか自分の

サービスゲームをキープできず、直ぐに追いつかれ逆転されてしまい、

結局金星を逃してしてしまった。

 

あれだけやっても勝てないのはどうしてなのか?

 

全仏女王をあともう少しのところまで追いつめたが、経験不足とやはり

日本人選手特有のメンタルの弱さが出てしまった試合だった。

 

それにしても、今試合、驚いたのは本玉選手の体型だった。

以前本玉選手の試合を見たときは、それほど感じなかったが、今大会

下半身の筋肉がかなり鍛え上げられていた。

おそらくかなりハードな筋力トレーニングを積んできたのであろう。

そのせいかクライチコヴァ選手と互角の打ち合いを見せていた。

 

課題はサーブ。そしてゲームのかけ引きだ。

今試合では肝心な場面でのポイント獲得ができていなかった。

 

またサカリ選手と対戦した日比野選手は格の違いを見せつけられ、

ストレートで敗退した。

 

初日出場した日本人選手は全員敗退となった。

 

2日目にはダニエル選手、綿貫選手、大坂選手、3日目には西岡選手が

登場する。