混合ダブルス決勝で、接戦の末、加藤・プッツ選手組がアンドレスク・ヴィーナス選手組を

破り、優勝を飾った。

 

加藤選手にとっては、ある意味この大会に対するリベンジといった感じでもあり、

この勝利は会心だったに違いない。

 

混合ダブルスは、殆んど女子選手の出来次第で勝負が決まると言っても過言ではない。

 

第1セット、アンドレスク選手が明らかに良いパフォーマンスを見せ、逆に

加藤選手はミスが多く、パートナーのプッツ選手の足を引っ張った。

そのため、最初リードしていたこのセットを落としてしまった。

 

しかし、第2セット途中から、アンドレスク選手より加藤選手の動きが良くなり、

ボレー、ポーチを鮮やかに決め始めた。

結局、加藤・プッツ選手組がこのセットを奪い返した。

 

混合ダブルスはセットカウント1-1になった場合、10ポイントタイブレイクで

勝敗を決める。

 

このタイブレイクでもそのままの勢いで加藤・プッツ選手組が制し、

グランドスラム大会の大きなタイトルを手にした。

 

昨年は柴原選手がこの種目で優勝し、日本人選手が2年連続で栄冠をつかんだ。