個人的にファッションへの嗜好の流れは、
トラッド→DCブランド→ハイファッションブランド→アメカジ→ファストファッション
と言った感じなのだが、最近気になるのは中古品、古着。
オーストラリアには、リサイクルショップ、チャリティショップが定着していて、
どこの街にも普通にある。
Salvation Army、Vinnies、Red Cross Shop 等が代表的な店だが、
衣服を含む不要になった家庭品を店に寄付し、店はそれらを安価な値段で販売。
収益はチャリティ、運営費として使われる。店員はボランティアとして働いている。
昔は中古品には抵抗があったけれど、今は平気。
日本でもある一定層に古着は人気があり、お洒落感は劣るものの品質や品揃えは
それほど変わりはない。
しかも、チャリティに貢献していると思えば、後ろめたさが無く気軽に買い物ができる。
また時に掘り出し物を見つけ出すのも楽しい。
日本でもメルカリなどがビジネスとして成立しているので、中古品や古着に対する
抵抗が無くなり、エコに対する考えやが深まってきているが、チャリティ精神や
ボランティア精神はまだ低い気がする。
オーストラリアでは、観光客が立ち寄ることのないこういったチャリティショップは
結構穴場で侮れないのだ。