オーストラリアでは、12月に入ると本格的な夏となり、またクリスマス休暇ムード

により労働力が低下するのが常。

 

実際、この時期、会社や店は開いてはいるが、働く気力はないのだ。

 

しかしながら、クリスマスの買い物で街はごった返し、多くの人で賑わう。

オーストラリアでは、(スーパーマーケット以外)デパートなど商店の営業時間は

一般のビジネスアワーと同じなので、日中でないと買い物はできない。

 

それでも、平日に人出が多いのはどういうことなのだろう?

それは、子供がスクールホリデーに入っていることもあり、皆、既に長いクリスマス

休暇を取っているからだ。

 

しかし、ここで問題なのが、クリスマス商品や娯楽商品以外となると、全くと

言っていいほど機能を果たさない。

 

例えば、商品を注文する際は、オーストラリア国産商品が少なく、大手チェーン店

以外は在庫を持たないため、基本海外からの輸入となる。

 

オーストラリアは先進国以上に人件費が高いため、国産より輸入の方が安く

品質、品揃えも良いというのがその理由かもしれない。

 

とにかく、12月に入ってから商品を注文すると1月下旬以降でないと届かない。

 

だからといって、この時期のために前もって在庫保管することもしない。

 

それでも消費者は文句を言わないのがすごい!

これは、忍耐?諦め?それとも慣習?