今年の決勝戦は、前年優勝者で世界ランク1位の
ジョコビッチ選手対全米覇者のマリー選手。

両者ここのところグランドスラムでは、常に決勝
に駒を進めていて、どちらが勝つか予想しがたい。

第1セット、第2セットともに長いラリーが続き
タイブレイクにもつれ込んだ。

第1セットはマリー選手、第2セットはジョコビッチ
選手が取った。

第3セットはミスが少なくなったジョコビッチ選手が
1ブレイクで取り、勝利に王手をかけた。

第4セットもジョコビッチ選手が先にブレイクに成功。
そのままリードを守りきり、この大会3連覇を達成した。

両者プレイスタイルは似ていて、ストロークを中心に
攻撃的なプレイをするが、ジョコビッチ選手は体の
柔軟性が優れていて、リーチも長く、バランスが崩れない。

昨年フェデラー選手がやや復調してきたが、ナダル選手の
ブランクなどからすると、今年はこの2強が大きな大会の
優勝を分け合う気配がする。