7月10日、祇園祭の祭礼「お迎え提灯」「神輿洗い」を見に、八坂神社まで行ってきました。

 

「お迎え提灯」は、江戸時代に北座・南座などの芝居小屋の役者が嗜好を凝らした提灯に火を入れ、鳴物で神輿洗いの神輿を迎えたのが、起源と言われています。

八坂神社を約400名のお迎え提灯行列は出発した後、市内を巡りながら夕刻、八坂神社に戻ってきます。

「お迎え提灯」趣向を凝らした行列が見物!祇園祭・お迎え提灯 | 京都観光情報 京都ツウ読本 (kyototwo.jp)

 

小雨の降る中、16時半に八坂神社を出発しました。

多くの見物人が見守る中、子供たちが様々な衣装で歩く姿の愛らしさに歓声が上がりました。

 

 

馬長稚児(うまおうちご)の列では、見事に馬に乗る姿がありました。

 

夕刻、お迎え提灯の行列は、提灯に灯りが点り長い光の列となって、八坂神社に戻ってきました。

 

18時になり、「神輿洗い」の祭事が行われました。

「神輿洗い」 ⇒祇園祭神輿洗2024/7/10(日程時間・・・) (kyototravel.info)

 

「神輿洗い」は、祇園祭の神幸祭に先立って、中座神輿を八坂神社から四条大橋まで運び、神用水清祓式で鴨川から汲み上げた水を、榊で振りかけて清めます。

そして、また八坂神社に戻って神幸祭まで待ちます。

 

18時になり、「神輿洗い」の祭礼が始まりました。

 

約6mの大きな「大松明」を八坂神社の石段を担ぎ上げて楼門を抜けて、境内へと運びます。

 

その後、火が灯された「大松明」が八坂神社から四条大橋までの道を行き、神輿洗いの行く経路を清めます。

 

それから、多くの人に担ぎ上げられた神輿が四条大橋へと向かいます。

見ていた周囲の観客からは、大きな拍手と掛声が上がりました。

四条大橋で祭礼を受けた神輿は、再び歓声と拍手に包まれながら、八坂神社に戻って来ます。

 

当日の「お迎え提灯」と「神輿洗い」の様子です。

 

その後、祇園祭は17日の「山鉾巡行・神幸祭」へと続きます。

 

その他祇園祭は、様々な祭事が予定されていて、愉しみです。