京都にも、7月がやって来ました。
京都市内は、7月になると一年で一番「京都らしい一ヶ月」の祇園祭一色になります。
「祇園祭」は八坂神社の祭礼で、7月1日の「吉符入」から31日までの「疫神社夏越祭」まで、一ヶ月にわたって行われます。
特に、17日の前祭「山鉾巡行・神幸祭」と24日の後祭「山鉾巡行・還幸祭」、及びその宵山が広く知られています。
7月1日に八坂神社で行われました「長刀鉾町お千度」には、雨が降っていて駆けつけることが出来ませんでした。
残念です。
昨年の「長刀鉾町お千度」の様子です。
そして、その後5日に行われて「稚児舞初披露」を見てきました。
昨年は雨の中行われましたが、今年の7月5日は猛暑の中で行われました。
前祭の山鉾巡行の先頭を務める「長刀鉾」には、唯一生稚児が3人乗り込み稚児舞「太平の舞」で、山鉾巡行を華やかに彩ります。
その練習を兼ねて、町会所の二階を山鉾に見立てて、稚児舞を府民に披露します。
その「稚児舞初披露」には、多くの府民が見物に駆けつけます。
午後3時半より、一年ぶりの稚児舞「太平の舞」の初披露が始まりました。
約20分間の稚児舞初披露でしたが、舞の終わる際には大きな拍手が、沸き起こりました。
初披露の終了後は、お稚子さんたちは安堵の表情でした。
その長刀鉾「稚児舞初披露」の様子です。
これから京都の町は、暑くて熱い「祇園祭」で溢れかえります。
体調に注意しながら、楽しみたいと想います。