京都三大祭の1つである「葵祭」を、上賀茂神社の参道にて見に行きました。

「葵祭」 ⇒葵祭日程2024(路頭の儀(時代行列)・前儀・後儀・・・) (kyototravel.info)

 

「葵祭」賀茂祭の別名で、京都三大祭ですが「日本三大勅祭」でもあります。

「勅祭」とは、天皇が勅使をおくり行われる神社の祭祀ことで、日本では「石清水祭」「春日祭」「葵祭」の3つだけです。

本来は「賀茂祭」と言いますが、祭儀に係わる全ての物に「二葉葵」を押し飾る事から、広く「葵祭」と呼ばれています。

昨年の「葵祭」は北大路橋の袂で「路頭の儀」の行列を見ましたが、今年は上賀茂神社からの見学になりました。

ちなみに、見学料は1,000円です。(祭場での見学は5,000円です)

 

15時半になり、「路頭の儀」行列は、上賀茂神社に到着しました。

これから、祭場への行列参進を経て「社頭の儀」が、18時まで就行されます。

 

宮司たちが行列を出迎え案内する為、一ノ鳥居へ向かいます。

 

祭場への行列参進が、始まりました。

 

 

 

 

 

 

「葵祭」の華である「斎王代」が来ました。

今年の「斎王代」は、壬生寺の娘さんが大役を務めています。

「斎王代」は、元々は天皇家の未婚の内親王や王女が務めていました。

400年続けられ、その後途切れましたが、昭和31年に復活されました。

それ以来、京都在住の未婚の女性が、選ばれています。

京都府民の注目の的の女性です。

着衣する「十二単」は大変重くて辛いと思いますが、大役を最後まで勤め上げました。

感謝です。

 

斎王代列の後も、行列は続きました。

 

 

上賀茂神社で行われた「社頭の儀」の最後に「走馬の儀」が、執り行われました。

 

多くの観衆は、その見事な走りに拍手で迎えていました。

 

 

その「祭場への行列」の様子です。

 

 

「葵祭」が終わり、京都は梅雨を迎えます。

そして、7月の「祇園祭」の一番華やかな京都へと、移っていきます。

楽しみです。