7月12日に「山鉾曳初め」を見学しに京都の中心である「四条通り」に行ってきました。
烏丸通を中心に、室町・新町の各通りには山鉾町会が集中しています。
令和5年 祇園祭行事スケジュール (山鉾建て日、搭乗など) | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会 (gionmatsuri.or.jp)
その中で、きょう「曳初め」が行われるのは函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾そして、長刀鉾の予定です。
長刀鉾の曳初め開始は15時からで、他の山鉾は14時からの開始です。
開始前に今日「曳初め」を行う山鉾を見て回りました。
函谷鉾は、鬮取らずの2番目に巡行する烏丸四条通りの大きな山鉾です。
見事な、タペストリーが山鉾を飾り付けられています。
函谷鉾の山鉾曳初めの様子です。
次に、訪れたのは「菊水鉾」です。
町内にある「菊水井」という茶道に関係する井戸がある事から、名付けられました。
京都市民には、お金持ちの鉾を思われているようです。
法被の背中のデザインがお洒落です。
次は、四条通りの反対側の室町通にある「鶏鉾」に行きました。
鶏鉾は航海をイメージした装飾で有名で、山鉾を飾るタペストリーが見事です。
梅雨明け前の暑さの中の準備作業は、ご苦労様でした。
最後に訪れたのは、「月鉾」です。
月鉾は祇園祭の中で、一番背が高くて重たい鉾です。
釘を1本も使わずに、荒縄を締め付けて山鉾を組み上げます。
デザイン的にも見事です。
菊水鉾・鶏鉾・月鉾の曳初めの様子です。
14時から始まりました四条室町近辺の曳初めが終了して、見物客は15時開始予定の「長刀鉾」の曳初めへと御池通を横断して、大移動です。
曳初めが行われる四条高倉へと急ぎました。
天気が急速に悪くなってきたのが、心配です・・・