面白いです!

映画の構成がとてもユニークです。

まるで実際に起きたことを説明するドキュメンタリーのように始まり、

南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に宇宙船が出現して、

その故障のため

船内の宇宙人たちが地球に降りてきたことの説明があります。

そして、その28年後に何が起きたかを描くメインの展開は、

いろんなSF映画の要素を取り入れたストーリーとなっています。

クライマックスの後、映画のしめくくりもドキュメンタリータッチです。

この映画を一言で表現するなら、ブラックユーモアSF映画です。

南アフリカ共和国を舞台にして、

第9地区で蔑まれた生活をする宇宙人たちの描写は、

明らかにアパルトヘイトを示唆しているように思います。

宇宙人たちが猫缶が好き、というのも笑えます。

展開が読めない脚本も見事。

ニール・ブロムカンプ監督の長編映画デビュー作品というのが驚きです。

「ロード・オブ・ザ・リング」監督の

ピーター・ジャクソンがプロデュースしているので、

強力にバックアップしたんでしょうね。

おすすめのSF映画です!

第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)
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