2ヶ月ほど前の出来事ではありますが…
日記を書いていなかったので改めて書こうと思います。
19年半うちで暮らしていた猫のロンが2月28日に息を引き取りました。
年末から血尿を出しており病院にも行ったのですが、尿管が炎症を起こしたり詰まりかけているのだろうということでした。
ご飯を変えれば良いと伺ったため変えてはみたものの…元々のご飯よりも健康が考えられたずっと高価なご飯なのに…食べない。
無理矢理あげても…食べない。
結局注射を打って炎症を抑えながら元々のご飯をあげることにしたのでした。
しかし2月になりおしっこが出にくくなり常時ちょこっとずつのおしっこをするようになりました。
これには我々も困り、病院に行けばご飯を変えるべきだと言われ、結局心を鬼にして元のご飯は食べさせないようにしました。
が、食べない…。
おなかがすけば食べるかと思ってはいたけど、全然食べません。
ご飯を砕き、注射器で与えるように変更。
無理矢理口に流しこみながらの食事を開始しました。
嫌がりますがこれならなんとか…と思っていましたがどんどん弱り…結局そのまま亡くなってしまいました。
いよいよ今夜が峠かも知れないと思った2月27日の夜、リビングに布団を持ち込み一緒に寝ることにしました。
とはいえ一睡もできなかったわけですが(苦笑)起きればおしめを交換したり、話しかけたり、抱っこして毛布を巻いて外の景色を見せたりしました。
我が家に来たのは10歳の頃。
妹が猫が捨ててあり可哀想だと訴えみんなで見に行ったのがきっかけでした。
3日前から段ボールの中にいたという話でした。
だいたい猫がいる時は祖母の家に連れていき祖母が面倒を見ることが多かったのですが、その時祖母の家には凶暴な猫チャッピー(おす、玉なし、喧嘩に負けて片目だった)がいたためそれは無理だろうということになりなんとかうちに迎えることができました。

来た頃はやんちゃでいたずら好き。
柱はぼろぼろに(笑)
しかし知らない人が来ると一目散に逃げ出す人見知りな猫でした。
(死ぬまでなおらず)
だいたい5回くらい家に遊びに来た人となら同じ部屋にいれるかなという雰囲気。
祖母や叔母は大丈夫、義理の弟くんが来ても最後は逃げはしませんでした。
時々「うん」と鳴く猫でしたが、偶然「あんたかわいかね~」と言った直後に「うんにゃぁ」みたいな鳴き方をして大爆笑したことがあったり、神棚の榊を3回くらいいたずらで倒していたため母がブチギレおびえていたり、家に帰るのが遅くなった時にめちゃくちゃ怒っていたり(あの時はごめん)、点火中のストーブに乗ってしまい、熱さのあまり叫びながら走り回ったこと…などなどいろんな思い出があります。
高校を卒業し京都に行く時は8歳でしたが、大学を卒業した時、卒業してそのまま京都で働くことになった時、その度にロンを看取ることはできないだろうなと思っていました。
しかし不思議なものでいつ帰ってもいるし(笑)変わらずご飯とブラッシングをおねだりしてくる姿に安心したものでした。
そして体調を壊し、体調が回復して将来やりたいことが見つかり、去年九州に帰ってきてからは毎日会えることに喜びを感じつつ、ずっと一緒だとジャンプ力の衰えや泣き声の変化など老いた姿も実感することになりちょっと驚いたものでした。

母が入院し、祖母が体調を壊し亡くなった時もいろいろと大変でしたがロンの存在にずいぶん救われたものだなあと振り返る一方で、ロン自身も体調を壊しはじめました。
寿命だと言えばそれまでですが、20年近く生きている猫が我が家にいることは最早当たり前になっていました。
こたつに入る時は蹴らないように気をつけるし、外出する時は戻ってきた時に文句を言われるだろうなと考えています。
だんだん自分の中に焦りが出てきて、病院に行ったりもしましたが悪化しはじめると弱るのがあっという間で、ロンに対して何かメリットのあることはできているのか自分の中で問いながら関わっていました。

そしてやってきたのが2月27日。
やけに月が綺麗な夜でしたが思い出話をしました。
猫好きになったのはロンのおかげだし、黒歴史な中学校時代にも変わらずに接してくれて救われたり、体調を壊した時はロンのような気ままな生き方を参考にしたこともあったものです(笑)
自由に生きているものの、家族に何かあった時は心配して寄ってきて鳴いてみたり可愛げもあったりするのです。
やっぱりロンも家族だったんだなと思います。
朝になりました。
6時半頃ご飯を食べるかなと思い注射器で口に入れるとゴクゴク飲んでくれました。
しかし開いている目は完全に瞳孔が開いていました。
母も起きていたので交代し寝ることにしましたが30分後の7時に眠るように逝ってしまいました。
猫は死期が近づくとふらっといなくなる…そう思っていた節がありましたが、そんなことはなく自宅で看取ることができてよかったのかも知れません。
実家に帰ってきて祖母もそうですが、猫に対しても空白の10年を埋めるかのように関わることができたので、自分にとっては良い1年だったと思っています。
最後まで一緒にいることしかできませんでしたが、2ヶ月経った今はそれでよかったのだろうと思います。

ロン、何十回もしっぽ踏んでごめん、こたつで蹴ってごめん、寝てるのに抱っこしてごめん。

ロン、家族になってくれてありがとう。
