以前息子の野菜嫌いについて言及(*)したけれど、野菜だけでなくすべての食べ物に対して警戒センサーを発する。
先日Costcoで購入したジャム。イチゴジャムだと思っていたら、ミックスベリージャムだった。
息子はすぐ気がついて、「イチゴジャムは無いの?これは塗らないで」
私にすれば、どっちも似たようなものなのに、息子にとっては天と地ほどの違い。。。
ピザを焼いてやれば、市販のマリネラソースに入っている、バジルの「かけら」が気になり、腹痛を装って、食べようとしない。
サンドイッチはホールウィート(全粒パン)やマルチグレインのような食物繊維と栄養がありそうなパンは嫌がり、普通の白い食パンやプレーンベーグル、クロワッサンは食べる。
緑(=ほうれん草)や赤(=にんじん)は警戒色で、抹茶ポッキーも食べやしない。
白いご飯、白いうどん、白い豆腐、白いパン。白は美味しい
ずっと昔、好き嫌いが多い子供の話を聞いた時、「親が甘いんだろうな。。。」と冷めた目で見ていた私。
それが、気がついたら自分の息子が好き嫌いモンスターに成長していた。ナゼ⁉
「ひき肉にみじん切りにした野菜を混ぜればいいのよ~」と周りは簡単に言うが、そんなレベルではない。フードプロセッサーで野菜を滑らかにし、更にレンジでチンして食感を取らないと食べやしない。
これはイカンと、嫌いなものも出して、食べ終わるまでテーブルを離れないようにし、泣こうが、吐こうが
(これホント)、無理にでも食べさせようとした時期もあったが、付き合う私のストレスも尋常ではなかったので、結局ギブアップ。。。
アメリカって大概のレストランにキッズミールがあり、野菜はお飾りで、マカロニチーズや、チキンナゲット、チーズ、肉、炭水化物だらけのお粗末なモノ。キッズは野菜を食べないもの、嫌がる野菜は入れませんから食べに来て~、と野菜嫌いを奨励しているとも思われるカルチャー。
それに便乗する息子。
息子よ、キッズミールはキッズミールだけあって、いつまでも食べられるものではないんだよ。。。