日本の友達から給付金10万円が一律に支給されるのだという話を聞いた。
アメリカもコロナ給付金(Stimulus fund)を支給したが、受領できるのは年収が個人7万5千ドル、共働きの場合は合計15万ドル未満に限定されている
アメリカは低所得者への恩恵が厚い。
Hot meal(学校のランチ)も低所得者は無料。それはコロナで休校になった現在も引き継がれ、うちの学区では希望者は毎日フリーランチをピックアップできるようになっている。
夫の両親はセントラルアメリカからの移民。移住当初は英語も話せず苦労した事と思う。
夫を私立学校に通わせ、マイホームまで手に入れ、所謂アメリカンドリームを達成した人たちだ。
そういうバックグラウンドがあるからか、或いは低所得で生活しているヒスパニック(ラテン)系が多いからか、夫は彼らに非常に理解がある。
「彼らはミニマムウェッジ(最低賃金)で生活しているのだから」と、チップはケチらない。
職場の掃除夫のおじさんをランチに誘ったことも。
地元のビジネスをサポートしようと、わざわざ割高のモノでも買ったりしている
もちろん我が家は富裕層ではないが、ミドルクラスでもこのような考えがある。
話が逸れたが、アメリカでは必要な人達に基金が行くのが当たり前という考えがあり、それが平等と考えているのに対し、日本は全ての人に行きわたるのが平等という考えがあるようだ。
今回テレワークとなり、通常通りの給料をもらっている人々は、自由は無いが、普段と変わらない生活をしていると思う。それどころか、交際費、行楽費が減って、反対に家計はプラスになっているかも
ともあれ、日本とアメリカの考え方/社会の違いを考えさせられる一件だった。