知り合いには誰にも教えません。
私の心の中の思いを吐露する場にするだけなので。
登場人物
バイト先の先輩:おしゃれでやさしいSさん(男)
バイト先の先輩:年下の破廉恥発言の多いKさん(男)
バイト先の先輩:いつも優しいギャグ大好きUさん(男)
今日の出来事。
バイト先でお客さんにからまれた。
ばかなので電話番号を教えてしまった。
そしたら、Sさんはすごく怒った。
「おまえばかだろ」って。
ものすごく怒っていた。
もうそのお客さんの接客しなくていいから!って。
そして、「久々にこんなに怒ったよ」と言っていた。
「なんで俺が怒ってるか分かる?」って聞かれた。
8割分からないって答えた。
何回も何回もその言葉の意味を考えた。
だってそれはやっぱり、
そういうことなのだろうか。
Kさんが指を切って絆創膏を貼ってあげようとしていた。
Kさんは「今、保健室プレイしてるから邪魔しないで」って冗談でSさんに言った。
そしたら、「そうですか」ってほんとに機嫌を悪くしていた。
Kさんは「すきです」と言いながらグラスをパスしてきたりする。
それを見て、Uさんが「K(私)はアイドルだね」って言った。
Sさんは「アイドルなのはいいですけど(怒りため息)」と言った。
いろいろトータルで考えても、
Sさんは私を好きなのだろうか。
思い上がって調子に乗って、
がっかりするのはいつもよくあることだけど、
これはどうだろう。
私に彼氏がいるの忘れてるのかな。
それとも、別れるかもとか思っているのかな。
私の彼氏はぶーちゃんで決してかっこよくはないけど、
どんな私も受け入れて好きでいてくれる。
そこがよくて付き合っている。
だから、
見た目はタイプではないし、
情で付き合ってる部分もある。
男として見れなくなるときもよくあるし、
会うのが義務に思えるときもある。
でも、この人以上に私を幸せにしてくれる人はいないと思う。
だから旦那さんにするつもり。
でも、
恋がしたい。
恋をしてしまう。
常に素敵な人を探してしまう。
そして、見つけたら落としたくなってしまう。
悪い癖。
悪い子。
Sさんの行動ひとつひとつ、
思い出してその意味を考える。
嫉妬だったり、
特別だったり、
思っては嬉しくて、
ひとり妄想に浸る。
他のことが手に付かない。
これはやっぱり、
秘密の恋だ。
でも、
私には彼氏がいる。
でも、一昨日、
事態は急展開していた。
Sさんと2人でお酒を飲みに行った。
空腹で飲んでしまったため酔っ払いすぎた。
記憶があるのは、
道端で、Sさんのひざの上で抱きしめられ、
私は酔っ払いすぎた自分を恥じて泣いているところ。
アルコールのせいで、
理性は飛んでいる。
抱きしめられたから、
私も抱きしめ返した。
ふらふら出歩けない私の耳元で、
「横になれるとこいこう、何もしないから」と言った。
私の理性は急に戻って来た。
悪い子は、
よったままのふりをして「うん」と小さくうなずいた。
そこからはまた理性はどこかにすっ飛んでって、
本当に酔っ払いすぎで記憶が飛び飛び。
気づいたらホテルにいた。
ほとんど何も覚えていないけれど、
Sさんはほんとに何もしなかった。
床に座ってうつらうつらしていた。
朝、
まだアルコールの抜けきらない私に付き合って、
マンキツで休んだ。
Sさんはいつも私との間にぎこちない距離を保ってくれていた。
いったい、
この夜はなんだったんだろう。
その次の次の日が今日。
よく分からぬ。
Sさんともっかい話がしたい。
早く、
早く2人で飲めないかな。
アルコールがないと、
理性が現実を突きつけるから。