前回は類似性と相補性についてお話ししましたね。
今回はそれ以外、私たちがパ-トナ-(彼・彼女)を選ぶ時に何を基準としているかを見ていきたいと思います。
社会的に望ましいから
その人が社会的性格として望ましいものを持っているから魅かれます。
では、性格が望ましいとは何でしょうか。
あくまでも、魅かれる側から見て望ましいものなのですが。
一般的に言えば性格として望ましい要因として考えられることは、社交性がある、いつも笑顔、優しい、楽しい、知的、このようなことでしょうか。
多くの人から見てプラスの性格特徴を持っている人は、望まし人として皆から好かれますよね。
前回の類似性を考慮してこの説を考えますと、自分に社会的に望ましい要因がたくさんあれば、社会的に望ましい人とは十分に恋愛関係になれることは容易に想像できます。
すなわち、社会的に望ましい人、言い換えると豊かな人同士は結びつきやすいのです。
これに対して相補性を考えてみましょう。
社会的に豊かでない人が社会的に豊かな人に魅かれる。
当然考えられますよね。
しかし、社会的に豊かな人が社会的に豊かでない人に魅かれるでしょうか。
ここで言う社会的とは性格のことですよ。
例えば愛に飢えて笑顔のない人が、愛情一杯の人と恋愛関係をつくれるでしょうか。
難しいとは思いますが、「答えは作れます」と、私は言います。
しかし、愛情一杯の人と愛に飢えている人が付き合うとすれば依存症の確率が高いです。
愛情一杯の人は愛に飢えている人に愛を分け与えることによって自己価値を満たすかもしれません。
そして、愛に飢えている人は一杯愛を持っている人にしがみつき自分を満たすのです。
ペルソナ理論
ペルソナとは仮面のことです。
常に自分は他人からどう見られているかということを意識しています。
この彼・彼女と歩いていたら周りは自分のことをどう見るだろうか。
こんなことをデ-トの最中でも考えています。
そして、見られる自分を意識してパ-トナ-を選択します。
顔、スタスル、学歴、勤め先など好ましいもの、秀でたものを持っている彼・彼女をパ-トナ-として選択して、周囲に見てもらい自己価値を高めようとする心理が働いています。
すなわち、
「いい物を持ちた-い」
ということです。
さて、ここで問題があります。
社会的に望ましい人を選択する場合と同様、ペルソナ理論に基づきパートナ-を選択する場合も、自分が同等の魅了出来る素材、素質を持っていないと、相手も自分に興味を持たないということです。
例えば彼が一流企業のエリ-トとしたら選ばれる女性はそれに見合う何かを持った人ということです。
それは性格かもしれません。もっと言えば美貌、スタイルかもしれません。
ペルソナ理論は人間性よりも見かけにこだわるものです。
見かけは他者の視覚に訴えることが出来簡単に自慢しやすいからです。
ブランド品を買うような感覚でしょうか。
疑問 なぜプロ野球選手と女子アナはよくくっつくのか。
また、これに関連して釣り合い仮説(マッチング仮説)という説もあります。
カップルのお互いが自己を過剰に評価せず、自分を認識しており自分にふさわしい、釣り合いの取れた人を選ぶ傾向があるという説です。
これはお見合いなんかによくあると思います。
ペルソナ理論が自分の自己価値を上げるためにいい男、いい女と付き合おうと思うのに対して、釣り合い仮説は認識した自己像に基づき、それに釣り合い取れたパ-トナ-を選ぼうとするところが違います。
母からの一言。
「あんたの器量じゃ、これぐらいがちょうどいいんちゃうの」とか。
ひとり言。
「自分の年収じゃ、まぁこれぐらいの女性しかこないかな」とか。
参考
光景効果について
ひとつのことについて良い印象、悪い印象を受けますと、そのことと本来は関係のない特徴
まで良く評価してしまったり、悪く評価してしまったりすることです
⇒本質を見落としてはいけませんよ。
プロトタイプ理論
思い込みです。簡単に言うと肩幅の広い男性は抱擁力がある、えくぼの出来る女性は超優しいとか。
根拠のない思い込みです。どこで学んだかは分かりませんが思い込んでいるのですよね。
太った男性は暖かい。それはそうでしょう。
経済力 職業 才能 家柄⇒経済の安定
先にご紹介したペルソナ理論にもとづけば、
「こんないい男・女と付き合っているんだ。どうだ!」
とパートナ-の持っている付加価値を重要視して、外から見られる自分を意識して付き合いますが、この場合は経済的な安定、将来性をもとにパートナ-を選択します。
どちらかと言うと女性が彼を選ぶ際の選択基準のようですね。
お見合いのように結婚を意識している場合、よく見られるパ-トナ-選びの基準ではないでしょうか。
これも相手の人格と言うよりその背後にあるもの付加価値ですね。
親に似ている人を無意識に選ぶ
心理学者 フロイトの説です。そうかもしれません。
ソウルメイト 魂の伴侶とのめぐり合い
「輪廻転生」ご存知ですか。私たちは肉体が滅んでも魂は滅ばず、時代を超えて再びふたつの魂はめぐり合うのです。
今お付き合いしている彼・彼女とは前世でも一緒だったのかもしれないのです。
そして、ふたつの魂はいつの時代も一緒。
いつも一緒にいる目的は共に成長することなのです。
ロマンを感じますね。