調律の国家試験

皆さんこんばんは。

埼玉県民悲願の夏の甲子園制覇‼️

花咲徳栄高校野球部‼️

昨夜のビールは美味かった‼️🍻

さて、今日は一級ピアノ調律技能士の国家試験を今週末に控えた調律師が、最後の最後に私に気合いを入れてほしいと工房にやってきました。

一級の試験内容はというと

※グランド調律(80分)

※アップ調律(80分)

調律は普通に一台ずつグランドとアップを調律します。8セントUP！いわゆる440HZのものを442HZに調律します。基音が半音の100分の5狂っていたら即失格‼️

※グランド整調(20分)

※アップ整調(10分)

指定された1オクターブ(13key)を整調します。試験の為にわざとスプリングが外してあったり、鍵盤の深さが浅くなってたり、レットオフとドロップのかんけいが逆転してあったり、まぁ普通考えられない狂わし方をしているので焦ります。

※グランド張弦(玉造り含む)

これは玉造りが綺麗に作れるかどうかが問題です。又

Y社とK社では弦の太さの見極め方にも違いがあることから、わざと2種類の弦が用意してあるというひっかけあり

※グランドのハンマーシャンクフレンジセンターピン交換！

こんな簡単な修理！普段は鼻歌交じりで出来ますが、試験となると、手が震え、手汗で滑りまくり💦

※グランドダンパーワイヤー交換

ダンパー系は調律師が「できれば一番触れたくない部品」

だから苦手な調律師が多い

でもやはり一級技能士を名乗るならこのくらい出来なきゃ！ということで

今日教えを請いに来た調律師もダンパーワイヤー交換の指導を仰ぎにきたということ

頑張れ👍

最後までお読みいただきありがとうございました😊