さて早速ですが本日は先日から調整を始めた工房内のグランド、YAMAHA C1Lの
鍵盤ならしという
作業を行いましたので紹介します！
突然ですが皆さんは鍵盤の高さをご存じですか？
YAMAHAの場合、白鍵上面(アクリルの下面)64mmで最低音から最高音まで一定に合わせます。
アクリルの下面というのは写真の爪の先の箇所！(◎_◎;)
わかりにくい
ですね〜
白鍵アクリルの厚さが1.8mmありますので皆さんがピアノを弾く際に触れる白鍵上面だと65.8mmということになります
ちなみに基準はここ(棚板です
)
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黄色の紙パンチング(0.15mm)を一枚と
青色の紙パンチング(0.08mm)を一枚！
白鍵全てを同じ高さになるまで抜いたり入れたりを繰り返します
鍵盤ならしがしっかり調整されると
この角度から見た白鍵が、まるで湖を白鳥が飛びたったかのような美しい姿になります。
次は黒鍵ならしです。
次は黒鍵ならしです。
黒鍵の高さは白鍵アクリル上面から12mm‼️
このピアノは12.5mmから13mmありましたので0.3mmの紙パンチング一枚と0.15mmの紙パンチング一枚を全ての黒鍵から抜き、その後微調整を繰り返し全ての黒鍵が12mmに調整されました。
ケース外のが0.03mm！
ケース内の白が0.04mm！
茶色が0.06mm！緑が0.07mm！
水色が0.08mm！黄色が0.15mm！
ピンクが0.3mm！
皆さんのピアノは鍵盤凸凹してませんか？
凸凹していたら鍵盤ならしをしましょう！
おしまい