それは突然の出来事でした。
冬至の日の夕方、突然やってきました。
ここからは、哀しいお話になります。
でも、誰かの参考になれば
数日前から、少しだけ体調が悪くなっていたらしいけど、特に普通に過ごしていたそうです。
昼過ぎに、トイレ🚽に行き、排便後から胸痛を訴え
心電図検査を行い、異常が見られたので救急搬送するため、受け入れてもらえる病院を探していた矢先のこと、何処も受け入れてもらえず、ライン確保して心電図つけてモニターしていた最中、呼吸停止し、心臓マッサージ、吸引、できる限りのことをやってみたものの、そのまま息を引き取ったそうです。
たった1時間くらいの間の出来事でした。
職場の創設者、偉大なドクター👨⚕️でした。
82歳でした。
その1週間前に、妹の旦那さんが急死した事も、少しはショックを受けていたのかもしれないですが、
23日に、葬儀に行く予定でした。
私には、ここに移って来て3年、実際には1年くらいしか一緒にお仕事してないので、物静かだけどそれなりに厳しいドクターの印象がありました。
挨拶するとうんて感じで頷くような方でしたが、ちゃんと返してくれるって思ってました。
昨日の朝、出勤するなり全員集められて、大先生が急逝したと報告を受けて、そのまま通常通りの診療を続けざるを得ない状況で、今日も通常通りやってきました。
増してや、年末最後の土曜日とあって、1時近くまで残業してきました。
家族経営の開業医なので、大先生は、息子や娘に看取られて幸せだったのかな?
葬儀は、年内最後の診療が終わった後を予定しているそうですが、地元の葬儀場も埋まっていて別の斎場に安置されているそうで、家族みんながいつか亡くなってもおかしくない状況だからって言われて、
覚悟していた義母の時とは、違って突然やってきた亡くなり方は、衝撃的すぎます。
いつかは誰しもが訪れるその瞬間、覚悟していたならば、受け入れられるけど、突然やってくる事にはなかなか受け入れられるまでに時間が必要だと思いました。
まだ私には、実家の両親も健在
義父もまだ残っているけど。
いつか、その時がやってくるんだろうけど、
こんなに突然やってくるかもしれないって、覚悟して生きていかないとって感じさせられた。
たまに、ジジババの好き勝手な言動には、腹の立つ事もあるけれど、ね。
もしかしたら、自分が先にってコトもあるかもしれない。
いつ何が起きても、動じないくらいの懐の大きい?
人になれたらいいな。
暗いお話で、ごめんなさい🙏
現在、本当に病院も逼迫している現実。
何も、大病や持病があったわけでもない人の突然の急変。
軽く考えている人が多いけど、実際には、受け入れてもらえるところがないっていうのが現実。
急変しても、受け入れ先が無ければ自宅で亡くなってしまう事も含めて高齢者がいる家族は、覚悟した方がいい時代になって来ている。
それが辛いけど、現実なんだって思っていて欲しいです。
誰もが哀しい想いを少しでも和らげられたなら。
素敵な休日をお過ごしください🙏💕