2023年縮緬祇園祭鉾「浄妙山by香老舗松栄堂」。

 

今年の新作{浄妙山}何とか出来上がり

浄妙山人形だけ工夫すれば後は簡単とおもっていたのですが

とんでもない間違い

橋はカーブしている矢は9本

5cm足らずの矢でも9本1日掛かりました

小さいので大変

大体橋は土台の上に立っているから自立するので

縮緬細工で橋自立させるのにはどうするか大問題が

全体のバランスとか

私は製図無しで全てフリーハンド

鉾の大きさ。人形の大きさ可愛く表現するにはどうするか

模型を作るのではない。私なりの表現で作ります

人形さんでも飛び越える表現アクロバットどうしよう💦

浄妙山(ネットホームページ↓より写真)

平家物語の宇治川の合戦から取材、治承4年(1180)宇治川の合戦に三井寺の僧兵筒井浄妙が橋桁を渡り一番乗りをしようとすると、一来法師がその頭上を飛び越え、「悪しゅう候、御免あれ」と前に進み出て先陣をとってしまったという。御神体(人形)は一来法師が浄妙の頭上を飛び越える一瞬をとらえ木片の楔で一来法師の人形を支えている。黒漆塗の橋桁にも数本の矢がささり戦さのすごさを示している。

 

を私なりの表現で写真のみを頼りに縮緬鉾を作るのです

最後の組み立て数日間神経戦私の戦いでした

 

 

先頭は長刀鉾行列の様子を人形で表現です

松栄堂本店にディスプレイ展示して来ました。